キャンパーの皆さんだったら、メスティンって何のことなのかはもちろん知っていますよね。
メスティンは箱型のクッカーの総称のことで、その便利さにゆえに愛用者が多くいる、キャンパーなら誰しもが持っていると言っても過言ではないアイテムなんです。
1年前かそれよりも前になるのか、SNSでバズってインスタやTwitter界隈を賑わせたこともあるキャンプ用のクッカーなので、キャンパーの方なら少なからず興味を持ったはず。
元祖はトランギア社製のものと言われているんですが(日本での公式代理店はイワタニ・プリムス)、他社メーカーやブランドも販売し始めていて、今では100円ショップのアウトドアコーナーでもメスティンが販売されるようもなっています。
メスティンはお米を炊くだけでなく、茹でたり焼いたり煮たりとこれひとつで様々なクッカーの代用ができるため、荷物を減らしたいソロキャンパーにはかなりおすすめ。
様々な調理法に対応できる万能お弁当箱のような外見のメスティンは、1人用のご飯を作るのにとっても便利なんです。
しかし、そんな良いことだらけのように見えるメスティンにも実はデメリットがあるんです。
こんなに便利なアイテムだからこそ、気になるデメリットをなくしたメスティンがある・・・なんて言ったら気になりませんか?
今回は、可能なデメリットをなくしたメスティンことThiOuThe LIFE(シアザライフ)の『ノンスティック加工メスティン2.0』の魅力とメリットを紹介したいと思います。
現在、クラウドファンディングサービス「Makuake」で公開中のおすすめのプロジェクトです。
目次
ノンスティック加工メスティン2.0でキャンプ飯のランクを上げよう
そもそもメスティンのデメリットとは?
小型で軽量、様々な調理法に対応でき1人分の調理をするにはもってこいの無骨かっこいいメスティン。
ソロキャンプなもちろん、フェミキャンでも活躍するクッカーです。
大人気で評判もいいので、なんだか欠点なんてないような気がしませんか?
しかしメリットがたくさんあるように、メスティンにも欠点があるんです。
メスティンは、アルミ製の軽量なクッカーです。
アルミは元々熱伝導率が高くて、炒飯のようにさっと炒めてパラパラに仕上げるような料理は得意なのですが、食材を「焼く」や「じっくり炒める」という調理法はそもそも苦手なんです。
前述した通り、メスティンはアルミ製の調理器具。焼くという調理方法はもちろんできますが、正直なところあまり得意ではありません。
調理前にサラダ油を塗ったりすることで多少は防ぐことはできますが、それでもやっぱり焦げ付いてしまったり、焦げ跡が残ってしまうことがあるんです。
火力によっては、ご飯を炊くだけで焦げ付いてしまうこともあるんです。
アルマイト加工がされていれば耐腐食性、耐摩耗性、焦げ付き防止効果も期待でき、使い終わってからのお手入れも比較的楽になります。
しかし、これにも実はデメリットがあります。それについては後ほど・・・。
また、メスティンはそのアルミ剥き出しのシンプルなデザインが無骨でかっこいいんですが、このシンプルさがかえって微妙・・・と考える人も少なからずいるようです。
メスティンの死角を無くしたノンスティック加工メスティン2.0とは?
メスティンをお使いのキャンパーさんなら、以上のデメリットについてよく知っていると思います。
中には、アルミのクッカーの弱点を知った上で「使っていない」とか「使わなくなった」という方もいるのではないでしょうか。
初心者キャンパーさんも「便利そうだな」なんて思っていても、こんなことを言われたらちょっと迷ってしまいますよね。
でも、焦げ付くからと言って、それだけでとっても便利なメスティンを諦めてしまうのは勿体無い!
弱点、死角のないメスティンってないのかな・・・という言葉が頭に浮かんだそんなあなたにおすすめしたいのが、今回紹介するThiOuThe LIFE(シアザライフ)の「ノンスティック加工メスティン2.0」です。
このノンスティック加工メスティン2.0は、元々「ノンスティック加工メスティン」として販売されていたのですが、この度キャンプインストラクター伊原伸尭さん監修のもとVer.2.0として生まれ変わったものです。
まずは基礎情報として、サイズをご紹介します。
ノンスティック加工メスティン2.0は便利なS、M、Lの3サイズ展開。
Sサイズは(約)縦15.0×横8.0×高さ5.2cm、容量は約500ml。重量は130gと最も軽く、気になる容器のメモリは100~400mlまでで50ml刻みにメモリがあり、お米の合数だと0.5~1.0合、0.5合刻みにメモリがあります。
このサイズは、ちょうどダイソーのメスティンとほぼ同じサイズで、ちょっとコンパクトな感じです。
Mサイズは(約)縦16.5×横9.5×高さ6.7cm、容量は約800ml。重量は約は170gです。容量のメモリは100~500mlまでで100ml刻み、米の合数のメモリは0.5~1.5合まで、0.5合刻みにあります。
MサイズはトランギアのメスティンやMiliCampのメスティンとだいたい同じサイズなので、通常のメスティンがご希望なら、このサイズを選びましょう。
Lサイズは(約縦19.3×横13.3×高さ7.5cm)、容量は約1,000mlとかなりゆとりがある作りです。重量は約270gと他のサイズと比べるとやや重いような気もしますが、一般的なクッカーと比べればかなり軽く感じます。
メモリは100~1,000mlまでで100ml刻み、米の合数は0.5~3.0合とソロキャンだけでなくファミキャンでも使えそうな量のお米が炊けちゃいます。メモリは0.5合刻みです。
スケーターのメスティンが縦横(縦18.2×12.2cm)が近いサイズ感なのですが、高さ(深さ約6.1cm蓋も含む)に違いがあり、スケーターのメスティンは蓋を取ると高さが約4.7cmなので約2.8〜3cmほどノンスティック加工メスティン2.0の方が高さがあることになります。
全サイズ共通で、素材はアルミニウム。全面にケイ素とシリコーン樹脂加工済み。
耐熱温度は350度まで。
電子レンジでは使用できないので、自宅で使用するときは気をつけましょう。
他社のメスティンではあまり見かけない、真っ黒なボディがとってもおしゃれで目を引きますよね。
これを使えば料理の色合いも引き立てられて、美味しそうに見えるはず。
こんなメリットがある!ノンスティック加工メスティン2.0
何度も言ってしつこいですが、ノーマルの普通のメスティンの最大の弱点といえば「焦げつきやすさ」なんです。
アルミ製素材のクッカーであるメスティンは、その熱伝導率が高すぎるが故に、さっと炒めたり煮るといった調理法には強いけれど焼いたり、時間をかけて炒めたりすることはどうしても苦手な傾向にあるんです。
対応策として、お米の研ぎ汁で皮膜を作ったり、サラダ油を塗ったりするのですが、それでも焦げるときには焦げてしまいます。
そして、一度焦げ付いてしまうとこびりついて取れないし、黒く色がついてしまうこともあるんです。
さらに、コンパクトなサイズ感から、洗いにくさも感じるかも知れません。焦げ付いたところをスポンジで落とそうとしても簡単には落ちなく、隅まで洗いきることができません。
また、金タワシを使えば焦げ付きを落とせますが、本体が柔らかいアルミなのですぐに傷がついてしまいます。
使い勝手が良いのに使いにくい、それがノーマルの普通のメスティンの弱点で、キャンパーさんによっては使わないと決められてしまう原因だったのかも・・・。
この弱点を補うため、他社製品ではアルミに加工を施すことでカバーしていますが、加工メスティンにも弱点はあるんです。
なんと加工を施してしまうとメスティン本体の耐熱温度が下がり、耐久性が低くなってしまうようなんです。
そうすると調理方法も限られてしまい、調理するとき高い温度が必要な「燻製」や「揚げ物」は行えないし、デリケートに扱う必要があります。
ノーマル、加工それぞれのメスティンが抱える問題、それを全て解決したのが「ノンスティック加工メスティン2.0」なんです。
①焦げつかず耐熱温度が高い!
アルミの加工といえばアルマイト加工が一般的ですが、この通常のアルマイト加工では耐熱温度はせいぜい100℃から130℃くらいと言われています。
しかしこのThiOuThe LIFE(シアザライフ)のノンスティック加工メスティン2.0に使用されているのは、ケイ素樹脂とシリコーン樹脂によるノンスティック加工です。
この加工を施すことで耐熱温度は格段にパワーアップ。
なんと350℃まで上昇させることに成功しているんです。
これにより、加工メスティンではできなかった燻製や揚げ物といった調理法も楽しめ、焦げつきにくいので安心して調理できます。
ガスコンロで350℃まで加熱し、350℃前後で10分間空焚きを行なうといった自社テストでも、その加工に剥がれといった見た目の変化や焦げ付きにくさになどにも変化はなかったようです。
②耐久性に優れ傷にも強い
このケイ素樹脂とシリコーン樹脂の加工は、熱の安定性と耐熱性を高めるだけではありません。
被覆力が高く、水をよく弾き、絶縁性や耐湿性、耐腐食性、耐候性、耐薬品製、自己潤滑性、耐摩耗性と沢山のメリットを持っているんです。
このノンスティック加工を施すことで様々な耐久性をアップ。
日本の厚生労働省登録検査機関にてJIS規格に基づく試験もクリアしていて、その高い耐熱性と耐久性においてもお墨付きです。
さらに金属棒で本体を引っかき、加工に剥がれなどが発生しないかも自社テストでチェックを行いましたがそちらもクリア。
耐久性の高さにおいても安心できるクオリティを持っているといえるでしょう。
③面倒な作業も不要
ノーマルの普通のメスティンを使っている人なら、特に感じていると思われるのが、後片付けのしにくさですよね。
そもそもノーマルのメスティンは焦げ付きやすく、洗う時かなり面倒なんです。
しかしノンスティック加工が施されたノンスティック加工メスティン2.0なら、そもそも焦げ付きにくいので洗い物も楽にできますし、なんなら少ない水やウェットティッシュで汚れを落とすこともできます。
面倒なシーズニングも不要だし、バリ取りもすでに行われています。
お米やお水をはかりやすいように、ノンスティック加工メスティン2.0の内側にはすでに水分量とお米の合数のメモリが打刻してあるので、調理のたびに必要かつ面倒な計量作業も不要となります。
ThiOuThe LIFE ノンスティック加工メスティン2.0 スペック
- Sサイズ:縦15.0×横8.0×高さ5.2cm/容量(約):500ml
- Mサイズ:縦16.5×横9.5×高さ6.7cm/容量(約):800ml
- Lサイズ:縦19.3×横13.3×高さ7.5cm/容量(約):1000ml
まとめ
お弁当箱のような形をしたアウトドア用クッカー「メスティン」。
1つで何役もこなせる万能性と持ち運びのしやすさ、そしてアルミ製という軽量性でソロキャンパーを中心に愛されているクッカーです。
しかしそんなメスティンにも弱点はあって、熱伝導率が良すぎるアルミ製ゆえにさっと炒める、煮るなどの調理法はともかく、焼くことやじっくり炒めたりするのが苦手だったんです。
すぐ焦げ付いてしまって、その汚れがなかなか落ちない。
アルマイト加工が施されたメスティンもあるのですが、加工を施すとその耐熱温度は100℃から130℃までとなってしまい、焦げ付きは防げても調理の幅は余計に狭まってしまうという八方塞がりな状況でもあったんです。
そこで登場したのがThiOuThe LIFE(シアザライフ)のノンスティック加工メスティン2.0。
キャンプインストラクター伊原伸尭さん監修のもと、以前の商品からさらにパワーアップを重ねて帰ってきたんです!
ノンスティック加工と呼ばれるケイ素樹脂とシリコーン樹脂の加工により、耐熱性は350℃までアップ。
傷などにも強くなり耐久性も格段にアップ、焦げ付きにくくもなっているので、これまでできなかった燻製や揚げ物までカバーできる優れものになっています。
メスティンの銀色はなんとなく昭和のお弁当箱を連想させ、そこがいいという人もいれば安っぽいと嫌がる人もいます。
しかしノンスティック加工メスティン2.0の真っ黒なボディはスタイリッシュで、作った料理をそのまま出しても凄くかっこいいですよね。
すでにあるメスティンをパワーアップさせて死角をなくしたこのメスティンは、現在クラウドファンディングサービス「Makuake」にて応援購入することができます。
購入期限と販売個数が決まっていますので、欲しい方はお早めに!
僕も、今持っているメスティンが焦げ付いちゃってるし、中には変形しちゃって蓋が閉じにくい物もあるので、応援購入しようか凄く迷ってます!
〜2023.8.17追記〜
現在、一般販売が開始されています。