僕が持っている、モカエクスプレスは6cup用のもの。
6cupと言っても、エスプレッソ用なのでコーヒーカップで言うと実質3cup分しかありません。
3人以上の注文が入れば、何回かに分けてコーヒーを淹れる事になります。
手間がかかる分、スターバックスコーヒーに負けないくらい美味しいコーヒーが飲めるけど。。。ちょっと面倒くさい。
そんな時に、以前買ったペトロマックスの『パーコマックス』!!
容量は1.5リットルと大きく、パーコレーターとして使えば、コーヒーカップで6cup分を一度に作れちゃうんです。
目次
ペトロマックスのパーコマックス
出典:Amazon
はじめて我が家に、ペトロマックスの『パーコマックス』が届いた時、残念ながら初期不良で交換してもらいました。
蓋の大きさが合わなくて、取り外しが困難だったんです。
販売店に連絡したら、新しい物と交換していただけました。
以前ブログ内で紹介した記事はコチラです。
そして交換品が届き、蓋に問題がないことを確認した後、しばらくそのまま置いたままでした。
だって、キャンプに行く期会がなかったので出番がなかったんです。。。
でも、その時の様子をブログやインスタなどで紹介してから、『パーコマックス』で上手くコーヒーを淹れることが出来ないという声が聞こえてきました。
ペトロマックスのパーコマックスの使い方をレビュー?!
パーコレーターには粗挽きのコーヒー豆が良い
パーコレーターでコーヒーを淹れる時、コーヒー豆は粗挽きの方が良いと言うのを、どこかで読みました。
家にあるモカエクスプレスは、エスプレッソ用なので細挽きの豆を使っています。
今回やっと仕事帰りに、カルディに寄って粗挽きのコーヒー豆を買ってきたので、『パーコマックス』を試してみようと重い腰をあげたのです。(重いのは腰だけじゃ無いけど…)
カルディで買ったコーヒー豆はマイルドカルディ。
このブレンドで良いのかわかりませんか、カルディの入り口でいただける美味しいコーヒーはマイルドカルディなので、これに決めました。
豆の挽き方は、粗めの9番。
コレで、美味しいコーヒーが淹れれるに違いないと、ウキウキでした。
コーヒーの粉とお湯の接触時間が長い抽出方法なので、浅めの焙煎度合いのコーヒー豆を、粗挽きにして使います。一杯分のめやすはコーヒーの粉12g程度に対して、お湯は160cc程度です。引用:UCC
uccのパーコレーターでコーヒーの淹れ方を見てみると、コーヒー粉12gで160ccを目安にするといいいみたいです。
僕が持っている、カリタの軽量スプーンは一杯10g。
ちょっと計算は面倒なので適当に考えちゃいます(笑)
1杯10gで150ccにしちゃおうと、今回は取り敢えず3人分を淹れてみます。
コーヒー粉を軽量スプーン3杯に対し水を450cc。
蒸発する事も考えて500ccにしました。(その辺は適当です(笑))
では早速、パーコマックスの箱に書いてあった通りに、内部のバスケットの底に水が触れないように。。。
水を500ccしか入れてないので、それは全く問題ありませんね。
コーヒー粉を入れたバスケットを、『パーコマックス』の中に入れて火にかけます。
焚き火は無いので、IHの中火で。
沸騰したら、8〜12分そのままにと。。。
カタカタと音を鳴らすパーコマックス、音が気になりますが取り敢えず8分待ちます。
注ぎ口からは湯気がすごい勢いででています。
ありゃお湯はほとんど透明。
蓋を開けてみると、コーヒーの粉はほとんど濡れてません。
お湯が管の中を通って、上まで来てないと言う事ですね。。。
使い方が違うのかな。。。もしかしたら、火加減がだめだったのかな??
『パーコマックス』の外箱の説明には、焚き火を前提に書かれています。
だから火加減は、焚き火次第。
焚き火なら、火加減を弱火に調整することは無いと、勝手に思い込んでいたのがいけないんでしょう。
uccの説明には、沸騰したら弱火で4分って書かれています。
それなら、今度は弱火で。
念には念を入れて今回は12分待ちます。
火が弱い分、先ほどよりカタカタとなる音は小さめ。
またまたウキウキ気分でコップに注ぎます。
何このやる気のない色。。。ほんのり茶色かかったコーヒーとは言えない色。
ふと、そんな考えが頭に浮かびました。
今度はコーヒーカップ6杯分のコーヒーを、淹れるつもりでやってみます。
ペトロマックスの『パーコマックス』の バスケットには、カリタの軽量スプーン6杯分のコーヒーの粉がギリギリで入りました。
約60gです。
今度は、uccのパーコレーターのページに書かれていた通り、お湯が沸騰してからバスケットをセットしてみます。
お湯が沸騰してから、一回火を止めてバスケットをパーコマックスの中にセットします。
そして弱火で12分。
しかも、さっきよりも更に弱く。。。
今度は注ぐ前に中蓋をとって、コーヒーの粉が濡れているか確認。。。
あれ?濡れてない。。。
と言うことは、今回も失敗です。
お湯が上に来てないんです。。。
奥さんが、隣から手をだしバスケットの真ん中あたりを、ちょっと抑えます。
あれ!吹き出した!!
これは、もしかしたら中のバスケットがしっかり底についていないと、上手くお湯が上に来ないということなのかな。。。
『パーコマックス』本体とバスケットの底が、うまくかみ合っていないとダメなのかも知れません。
試しに、お湯が噴き出しているのを確認しつつ蓋を閉めてみます。
待つこと2分。。。一回蓋を開けてみます。
バスケットの蓋の上には、薄っすらと色の付いたお湯があるではないですか!
このまま行けばもしかして。。。
お湯が吹き出し続けている間に、そっと蓋を閉めて8分待ってみます。
そして、『パーコマックス』本体蓋を開けて、バスケットの蓋も開けコーヒー粉を確認します。
おお~!濡れてる。
コーヒー粉すべてが濡れているとは言いませんが、格段の進歩です。
期待を込めて、コップに注いでみます。
遂に『パーコマックス』で、コーヒーを淹れる事ができました。
パーコマックスで、もう一度3cup分にチャレンジ
バスケットを押さえてみたら、お湯が上昇したかも知れない。
同じことを、3cup分のお湯とコーヒー粉でもう1度チャレンジしてみました。
今度は、お湯が沸騰してから火を止めて、バスケットをセットします。
そしてバスケットの真ん中を押さえてから、12分待ちました。
火を止めて、『パーコマックス』の蓋を取り。。。唖然。
バスケットの蓋の上には透明のお湯が。。。
色が付いていません。。。失敗でした。
やはり、お湯が上昇してきていないようです。
コーヒー粉がほとんど濡れていませんでした。。。
まとめ
ペトロマックスのでコーヒーを淹れるだけで、すごく時間がかかってしまいました。
今日、僕が思ったことは。。。
『パーコマックス』のパーコレーター機能は、あまり上手く機能していないんじゃないかという事。
まず、沸騰したお湯の中で抽出していると、バスケットがカタカタと大きな音を鳴らします。
そもそも、その時点で「ん?」って思っちゃいます。
『パーコマックス』の中で、バスケットが動き過ぎちゃっているような気がします。
そのせいで、隙間や傾きがでて、上手くお湯が上昇しないんじゃないかと。。。
そして、お湯が多くないと成功しないんじゃないかという疑問もあります。
6cup分のお湯(約900cc)で試したのは1回だけなので、正しいとは言い切れませんが。。。
そして、もしコーヒーを淹れる事に成功したとしても、コーヒーが美味しいかと聞かれたら。。。微妙。。。
色の付いた苦いお湯なんです。
コーヒーの香りが一切しませんでした。
砂糖、ミルクを足して飲んでみましたが、それも甘くなったお湯を飲んでいるだけ。。。
そもそも、今回淹れたコーヒーが成功かどうかも不安になってきてしまいます。
簡単にコーヒーを楽しむならドリッパーという手もあります。
結論
結論としては、『パーコマックス』を買った人で上手くコーヒーを淹れられない人は、1度多めのお湯で試してください。
その時、お湯が沸騰したら1度火を止めてから、バスケットをセットしてください。
そして、バスケットの真ん中を少し押さえてお湯が噴き出すのを確認してから、蓋を閉めて待ちましょう。
(バスケットに触るときには、素手で触らないように。お湯が噴き出すかもしれないので、火傷に気を付けてください。)
これだけ、気を遣うならドリップコーヒーを淹れた方が簡単で美味しいコーヒーが飲めると思います。
『パーコマックス』は、おしゃれなケトルとして使った方がいいかも。
そもそも、この淹れ方が間違っていたらすいません。
詳しい方、正しい淹れ方教えてくださ~い!
おすすめのドリップコーヒーはコチラで飲み比べてます!