ゆるキャン△の1話に登場する、本栖湖にある浩庵キャンプ場。
僕が学生の頃から通っている、野性味溢れるキャンプ場なんですが、ここ最近は行っていませんでした。
今までは、毎年必ず行っていましたが、ゆるキャン△の人気でかなりの混雑になっているという話を聞いたからです。
ゆるキャン△が放送される前から、夏休みはチェックイン前にかなりの渋滞ができていました。
夏休みに浩庵キャンプ場へ行くときは、夜中に出発して、まだ暗いうちから並びながら車の中で朝を待つという事をしていました。
そして混雑を極めたキャンプ場内は、トイレの真横にまでテントを設営する人がいるくらい混んでいたんです。
それがゆるキャン△の放送前の事の話ですが、さらに人気が増した事を考えると、とても恐ろしい光景を想像してしまいます。
そう、今回のキャンプは6月中旬の金曜日から1泊の予定です。
流石に梅雨時(梅雨入り前)の平日には、ほとんど人がいないだろうと踏んだんです。
今回は、ゆるキャン△の聖地巡礼で人気の浩庵キャンプ場へ2年振りに行ってきた様子を書きたいと思います。
目次
浩庵キャンプ場へ
少し暖かい気温の6月中旬、天気は曇り予報。
もしかしたら、雨もパラつくかも知れないと怯えながら、浩庵キャンプ場へ向かいました。
最高気温の予想は、23〜24度ぐらいだったと思います。
車中は、エアコンを入れないと少し汗ばむ温度です。
久しぶりの浩庵キャンプ場へ行くことで、テンションは上がっていました。
想像では、湖畔サイトに1〜2組しかいなくて、ほとんどプライベートビーチのように、自然を独り占めできるキャンプを頭に思い浮かべていました。
結論から言っちゃうと、キャンプ場にはそこそこ人はいる、風が強くて雨もパラつき寒くて泳ぐどころじゃなかったです。
そして、ちょっと悪天候だったせいで、手は怪我するしテントにコーヒーを溢すし(写真は撮りわすれました)思いっきり楽しむ事が出来ませんでした。
とりあえず、順を追って話を戻しますね。
受付
浩庵キャンプ場に着いたら、まず受付でチェックインします。
ゆるキャン△にも出てくる、セントラルロッジです。
中に入ってみると、以前より綺麗に整頓されている事はもちろん、スタッフの人数が多い事に驚きました。
以前は、1〜2人が受付に立っていたような記憶がありますが、今回は3〜4人かそれ以上いたような気がします。(たまたまそう見えただけかも)
キャンプをしに来た事を告げると、レストランのテーブルに案内されてチェックインの書類に記入するのですが、その横にゆるキャン△のお土産コーナーが設置されていました。
スタッフのお兄さんに聞いてみると、ゆるキャン△の人気でかなり忙しくなったようです。
ここで、注意事項の説明を受けるのですが、最近ルールが追加されたとの事で、改めて一通り説明していただきました。
林間サイト
記憶が間違ってるかも知れませんが、以前は林間サイトに車を入れてはダメだったと思います。
駐車場に車を停めて、林間サイトの中まで荷物を運ぶのが大変だったという記憶がたくさんあります。
しかし、今回の説明ではテントの横まで車を乗り入れても良いようです。(混雑時は不可)
テントを設営し終わった後か夕方17時ぐらいにスタッフが声掛けした時に、駐車場へ車を移動する必要がありますが、これなら大分楽になると思います。
今までも混雑していない時は良かったのかも知れませんが、過去僕が来た時は乗り入れ出来なかったと思います。
湖畔サイト
湖畔サイトは、湖沿いと山側の道がありました。
昔は特にちゃんとした道はなく、山側は轍があり、湖沿いは特に道というものは無かったような気がします。
山側は、今まで通り轍の上を進めばいいのですが、湖沿いへ行くのに4本のポールの間を通ってから左右に行くというルールに変わっていました。
過去には、4本のポールは設置されていなかったと思うし、結構自由な感じて行き来していたと思います。
そして、湖沿いを車で進むために、少し整地された人工的な道ができていました。
整地された道といっても、ただ慣らしてあるだけなんですが、パッと見ただけで、ここを車で進めばいいんだなと分かるようになっています。
そして、以前は山側と湖沿いは、草が生えたいない場所なら行き来できました。
それが、湖沿いの道ができた事で、今まで斜面だった場所に少し高低差のある段ができ、普通の車では通れなくなっています。
もしかしたら4輪駆動車なら通れるかも知れませんが、ミニバン等なら、下を擦ってしまうと思います。
それに加えて、キャンプ場内の所々にあった深い溝は、砂利などで埋められて、通りやすくなっていました。
しかし、油断は禁物でちょっとした段差が残っている場所もあります。
スピードを出して移動すると、車が跳ねて擦ってしまう恐れがあります。
と言うか、擦ってしまいました。。。
目立たない場所だったので良かったですが、気をつけたいですよね。
その他
昔は、この注意書きがあったか覚えていませんが、音響機器の使用、ラジコンやドローンの持ち込み、そして遊泳が禁止となっています。
確かに、浩庵キャンプ場は、スピーカーや夜まで騒いでいてなど、騒音などのトラブルの話をたまに聞いた事がありました。
今の時代、スピーカーを使っていいキャンプ場を探す方が大変かも知れません。
20年前は、ラジコンもやった記憶があります。
もしかしたら、その当時から禁止されていたかもしれませんが、混雑するキャンプ場では迷惑行為になってしまいますよね。
そして、遊泳の禁止。
この注意事項は、以前からあったのか分かりませんが、昔はよく子供が泳いでいる姿を見かけたと思います。
数年前に本栖湖で、水難事故があった為かも知れませんが、暑い時期には泳ぎたくなってしまいますよね。
しかし、遊泳は禁止なので、その時はSUPなどのレジャーを趣味にした方が良さそうですよね。
体験で5,800円程度で、体験できるのでやってみたいです。
場内へ
以前来た時から色々とルールが増えていると感じましたが、人気のキャンプ場を管理する上では必要な事ですよね。
ルールを守ってキャンプをする事を心がければ、トラブルもなく楽しめると思います。
そんな事を心に留めながら、入口のチェーンを外し場内へ行きます。
急な坂を下ったら、炊事場前の広場があります。
ここには、トイレと炊事場がありましたが、いつの間にか別の建物が建っていました。
自販機を正面に設置したこの建物は、コインシャワーのようです。
以前は、自販機もコインシャワーも古くて使えるか分からない物が林間サイトの隅にありました。
薄暗いコインシャワーに蜘蛛の巣が張った自動販売機は、あまり使うことがありませんでした。
それが、新しくなっていたんです。
これなら、使いやすくて良いですよね。
昔は、便器などなく壁だけだった男子トイレも綺麗になり、炊事場も綺麗なり、そして今度はコインシャワーまで新しく使いやすい物になったのは、かなり嬉しいことです。
コインシャワーは、個室が6部屋ありますが、ポールが立っていたので、この時使えたのは3つだけでした。(中の写真は撮り忘れました)
昔は、野性味溢れるキャンプ場という認識でしたが、いつの間にか整備され、タイトル通り野生と人工の狭間を垣間見るキャンプ場になっていました。
テントを張る場所を決める
浩庵キャンプ場は、富士五湖のうちの1つの本栖湖にあります。
湖畔サイトと林間サイトがあり、それぞれ違った雰囲気を楽しむことができます。
しかし、せっかく本栖湖に来たので湖畔で湖と富士山を見ながらキャンプをしたいですよね。
そんな事から、湖畔サイトへ向かったのですが、思っていた以上に人が多くいました。
湖畔サイトへの入口の4本のコーンを通り、左奥へ進んで行きましたが、みなさん微妙な間隔を開けてテントを張っているので、割り入って設営する勇気が湧きません。
そんな事で、テントが途切れた1番奥にテントを設営する事にしました。
結果、ここでは突然の強風の影響で、設営を諦めました。
この後、強風の影響を受けにくい林間サイトへ移動する事にしました。
ここでの設営の様子は、前回の記事を見てください。
空いていると思って来た平日の浩庵キャンプ場でしたが、日が暮れた後に駐車場の車の数を数えたら19台ありました。
その他、バイクでソロキャンプに来ている方もいたので、大自然を独り占めするようなキャンプではありませんでした。
それでも、隣との間隔はかなり広く、話し声も全く聞こえないような距離でした。
浩庵キャンプ場全体で100サイトほど張れ、林間サイトではその内どのくらい張れるか分かりませんが、まだまだ余裕がある感じでした。
夕ご飯作り
昼過ぎに浩庵キャンプ場へ到着し、テントの設営でアタフタしている間に、夕方4時過ぎぐらいになってしまいました。
その為、ちょっと休んでから夕ご飯作りです。
今回は、ロールキャベツのデミグラソース煮をダッチオーブンで作ってみます。
予め奥さんにロールキャベツを作ってもらっていたので、ダッチオーブンで火を通すだけです。
デミグラソースは、スーパーで買った物。
デミグラソースに固形のコンソメを指で潰しながら入れて、その上にロールキャベツを置きます。
ボールに入れて来たロールキャベツをそのまま置けば良いのですが、何故かクルッとひっくり返しになってしまいました。
以前買ったTSBBQのライトステンレスダッチオーブンのフタをして、ロールキャベツのタネに火を通します。
煮込んでいる間、ダッチオーブンの隣でお肉を焼いて食べたり、カマンベールのアヒージョを突いたり、メインが出来上がる前にお腹が一杯になってしまいました。
そんなこんなで、火が通ったか確認する時には、辺りは真っ暗。
よく見えないのでナイフて半分に。
火が通っている事を確認したら、やっぱりここでチーズの出番です。
たっぷりのとろけるチーズをかけ、フタをして溶かします。
ついでにシャウエッセンも投入したので、出来上の見た目はポトフみたいになっていました。
少し時間をかけ過ぎてタネは固くなってしまいましたが、キャベツはチーズと判別がつかないくらいとろけてしまいました。
これがデミグラソースと混ざって、すごく美味しいかったです。
今晩は、主食無しでしたが、ロールキャベツと牛肉と、カマンベールのアヒージョでお腹一杯です。
僕が購入したTSBBQのライトステンレスダッチオーブンは、使いやすくておすすめです。
消灯
夜21時にもなると、ソロキャンプできている人のテントの灯りが消え始めます。
しかし、浩庵キャンプ場では、決まった消灯時間はなく、周囲に迷惑にならないようにすれば大丈夫そうです。
大声を出して騒いだりするのはもってのほかですが、グループで来ている所は、深夜12時過ぎくらいまで灯りがついていました。
しかし、やっと眠りについたその後は大雨でした。
僕がトイレに起きた午前3時半には、雨は止んでいましたが、トイレに行く際に横切る駐車場は、大きな水溜りができていました。
朝食
朝食は、コーヒーとホットサンドで簡単に済ませました。
コーヒーは、モカエクスプレスで淹れたエスプレッソ。
ガツンと濃い味を、可愛らしいリバースのウォールマグ スリークに注いでいただきました。
(モカエクスプレスとリバースのウォールマグ スリークのレビューはもう1つのブログの方でしています)
ホットサンドは、今回もTSBBQのホットサンドメーカーです。
いつも通りのハム&チーズですが、ケチャップ代わりにピザ用のトマトソースを塗ってみました。
ハムをいつもより厚めの物にしたら、熱々とはなりませんでした。
ちょっと薄味になってしまったのが、今後の反省点です。
TSBBQのホットサンドメーカーのレビューはこちら!
ちょっと早めのチェックアウト時間
浩庵キャンプ場のチェックアウト時間は午前10時です。
もたもたしていたら、次のお客さんが来てしまいます。
朝食を食べ終わったらすぐに片付けに入ります。
前日は車を乗り入れて荷物を下す事が出来ましたが、朝はポールが置いてあり、車を乗り入れできなさそうでした。
なので、荷物の移動と積み込みに苦労しました。
そんな時、今回から持ってきたハイランダーのコットが活躍しました。
テントから荷物を車に持って行くのですが、積み込み順という訳にはいきませんよね。
そんな時に、コットの上に荷物を載せて置けるので、とても助かりました。
寝るときにも使ったのですが、思っていた以上に快適でした。
朝10時のチェックアウトは、夜に降ったテントを乾かしきる時間がありません。
濡れたテントを丸めて車に押し込む必要が出てきちゃうので、1早めのチェックアウト時間を設定しているキャンプ場は、チェックアウト時間をもう少し遅くしてくれると助かります。
そんな感じで、2日目は足早に撤収をしてキャンプ場を後にしました。
今回から使い始めたハイランダーのレバー式GIコット(アルミ)は、大活躍でした。
キャンプの様子がわかる動画を作りました
浩庵キャンプ場でののんびりキャンプの様子を動画にしました。
テントが飛ばされる様子や夕飯の準備がメインですが、キャンプの雰囲気が分かると思います。
できればチャンネル登録お願いします。まとめ
久しぶりの浩庵キャンプ場は、ゆるキャン△の人気もあって、場内の整備が進み、ルールも新しくなっているようでした。
昔かながらの野性味溢れるワイルドなキャンプ場というイメージは、少し減ってきているような気がします。
特に20年前は、トイレや炊事場の設備が古くて、女性の方にはキツかったと思います。
それが、今の浩庵キャンプ場は設備が新しくなり、思っていた以上に快適に過ごせるハズです。
しかし、昔ながらのワイルドキャンプをしたい方は、ルールが増えた事で、少し戸惑いがあるかも知れません。
昨今のキャンプブームもあり、キャンプ人口も増え、色々とクレーム等が増えたと思います。
キャンプを楽しむためには、そのキャンプ場のルールを守り、周囲に迷惑をかけないようにする事が必要です。
そして何より、怪我をしない事。
天候に注意する事が、大切だともう一度教わったキャンプでした。
激混みのときは避け、そこそこ空いている時の浩庵キャンプ場はおすすめです。
このブログで一番初めに書いたのは浩庵キャンプ場の記事でした。
今見ると、恥ずかしくなる内容です。。。
秋の紅葉の時期の浩庵キャンプ場も素敵です。
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