超大型台風の後に、またもや大雨。
台風の時に延期したキャンプを来週の平日へ延期したものの、またしても雨マークがついているんです。
秋キャンプをしたいのに、なかなか行く事ができない日が続きますね。
こんな時は、買い物のし過ぎに気をつけなければなりませんが、キャンプ用品をみていると、欲しいものが沢山出てきちゃいます。
今まで色々と買い揃えてきたと思ってますが、
元々、物欲が強い僕にも原因はありますが、魅力的なアイテムが多いという事も一因はあると思います。
キャンプブームで、色々なアイテムが市場に投入され、僕たち購入者は、選択肢が増えています。
そして、さらに新商品がこの時期にも発表されるというのが、余計に物欲を刺激するんです。
キャンプ用品の新商品って、冬の時期に発表され初春に発売を迎えるという流れが多いと思うんです。
しかし、この流れに沿わないのがDODです。
DODの新商品は、1年を通してドンドン発表されていますよね。
だから、その新商品の情報をみたら、欲しくなってしまう可能性が高いんです。
雨のせいでキャンプに行く事ができない、この時期にも、新しいギアが発表されています。
そんなDODから今回出た新商品は、「ヤドカリテント」。
それが良いか悪いかは別として、商品自体はユーザー目線に立って色々と工夫されていています。
モーニンググローリーTCと言えば、発表されてからすぐに予約を締め切ってしまったぐらい人気のシェルターです。
友人のそんな一言から今回は、DODのヤドカリテントとサバティカルのモーニンググローリーTCを比較してみたいと思います。
目次
DODのヤドカリテントとサバティカルのモーニンググローリーTCを比較
結論
出典:楽天
始めに言っておきます。
この2つのテント、デザインは近いものがあるかもしれませんが、似ていません!
ツールームテントが、どれも似ていると言ったら、似ていますよね。
ワンポールテントが、デザインが似ていると言われたら、それは似ていますよね。
そんな、デントやシェルターの種類で別けたら、似ていると思います。
しかし、よく見たら、この2つのテントは全く違いました。
サイズ
出典:楽天
ひと目見たら、何となく似ていると思う方いるとは思います。
しかし、スペックを見ると全く違うテントなんだたと分かります。
まず大きく違うのは、サイズです。
DODの「ヤドカリテント」は、組み立てサイズで(約)W460×D460×H300cmあります。
インナーテントは、(約)W420×D290×H300cmあり、最大で6人が寝ることができます。
出典:サバティカル
一方、サバティカルのモーニンググローリーTCは、(約)W470×D440×H270cm。
別売りのインナーテントのサイズは、(約)W395×D220×H220cmで2人用となっています。
組み立てサイズ自体は、そんなに差があるようには見えませんが、インナーテントの大きさが大分違っています。
ちなみに、モーニンググローリーTCでは、インナーテントを取り付けなければ4人用のシェルターとして使うことができます。
使用人数だけで比較したら、ヤドカリテントとモーニンググローリーTCは全く違うようです。
前室
出典:楽天
DODの「ヤドカリテント」は、インナーテントのサイズが大きいので収容人数も多くなりますが、その分前室が狭くなりそうですよね。
しかし前室は、タープのように跳ね上げることができるので、広く使うことができます。
出典:サバティカル
モーニンググローリーTCが、インナーテントを設置しなければ4人で使うことができるのに対し、ヤドカリテントではインナーテントがあっても4人で使うことができます。(テーブルやチェアのレイアウトで人数は変わるかもしれません)
そもそもの使い方の違いもあるかもしれません。
モーニンググローリーTCでは、シェルター内にリビングスペースを構える事を前提にしています。
その為、フロントパネルをメッシュにして、スクリーンタープのように使うことができます。
虫や雨の侵入を防ぎつつ、室内で過ごす感じになります。
ヤドカリテントは、開放的なタープあるいはツールームテントのフロントパネルのように跳ね上げて使います。
その為、前室では開放的に使える反面、虫の侵入を防ぐことはできません。
雨や風は、サイドウォールがある為、多少防ぐことができるようになっています。
(フロント部分を跳ね上げない使い方だと、通常のワンポールテントのような形になり、前室のスペースは半分以下になると思います)
前室の使い方や作り方で比較したら、全く違いますよね。
素材
出典:楽天
ヤドカリテントは、フライシートに150Dのポリエステルを、インナーテントにポリコットン素材を使用しています。
ポリコットン素材は、吸湿性と通気性が高い素材なので、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。
フライにポリエステル素材を使っているので、空気がこもってしまいそうですが、フロント部分を跳ね上げたりできるので、ちゃんと換気はできそうです。
モーニンググローリーTCでは、トップキャップやスカート以外はTC素材(コットン/ポリエステル混紡素材)になります。
ヤドカリテントとは逆に、インナーテントの素材がポリエステル素材になります。
正直どちらの組み合わせが快適に過ごせるのか、判断しかねちゃいますよね。
個人的な好みは、フライにポリコットン素材があった方が、火の粉をあまり気にしなくていいので、そちらを選びたくなります。
フライシートとインナーテントの素材が、ヤドカリテントとモーニンググローリーTCでは逆になっているので、似ているようで似ていないのかも知れません。
組み立て
出典:楽天
どちらのテントも、ワンポールテントがベースとなっているので、幕自体をペグダウンした後に、センターポールを立てるという点ではあまり違いはないと思います。
しかし、ヤドカリテントはその時、フライシート同時にインナーテントにセンターポールを差し込んで立ち上げるんです。
先にインナーテントをペグダウンして、その上にフライシートを被せる感じです。
その為、インナーテントありきの設置方法になっています。
一方、モーニンググローリーTCは、もともとインナーテントは別売りになっています。
なので、本体だけで設営することができ、後からインナーテントを吊り下げて使うことができます。
吊り上げる時は、センターポール上部のフックにインナーテントのフックを引っ掛けることになるので、一度ポールを倒すか踏み台などを使ってフックのある高い位置に届くようにする必要があります。
せっちほうほうは、微妙な違いがありますが、ほとんど同じような感じでできると思います。
ただ、インナーテントの設置方法だけは、全く違いますよね。
値段
新商品のDODのヤドカリテントは、50,800円です。
フロントを跳ね上げるなら、別途ポールとペグが必要になります。
テントの付属品にはメインポール1本しかないので、画像のように跳ね上げるなら別途ポールが4本必要です。
サバティカルのモーニンググローリーTCは、今季は売り切れで購入することができませんが、値段は39,800円です。
そこに、別売りのインナーテント11,800円が加わる感じです。
合計金額で見れば、ポールを追加で購入する必要があるヤドカリテントの方が高くなりそうです。
しかし、モーニンググローリーは完売状態なので、次回の入荷(2020年初旬)まで待つ必要がありそうです。
スペック比較
ヤドカリテント | モーニンググローリーTC | |
組み立てサイズ | (約)W460×D460×H300cm | (約)W470×D440×H270cm |
インナーサイズ | (約)W420×D290×H300cm | (約)W395×D220×H220cm |
収納サイズ | (約)W66×D25×H25cm | L77cm×W36cm×H23cm |
使用人数 | 6人 | 2〜4人 |
重量 | (約)14.7kg | 14.35kg(本体9.2㎏、ポール3.7㎏、ペグ1.45㎏) |
素材・フライシート | 150Dポリエステル(PUコーティング) | TC素材(コットン/ポリエステル混紡素材)・撥水加工、 |
素材・インナーテント | ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、防カビ加工 | 68Dポリエステルタフタ |
まとめ
DODのヤドカリテントとサバティカルのモーニンググローリーTCは、似ているようで似ていないんじゃないかと思います。
ヤドカリテントは、比較的大人数で使っても余裕がある感じです。
タープスペースが開放感があり、広く使えるのが良いですよね。
インナーテントも、広くていい感じです。
モーニンググローリーTCは、家族や恋人とこじんまり過ごすのに適していそうな気がしました。
サイドウォールで囲まれているので、プライベート感たっぷりでキャンプ中過ごせるのが魅力的です。
どちらも使用用途が少し違うので、見た目だけで判断すると後悔するかも知れません。
そんな方は、来年入荷するまで待つ必要があります。
そんな方は、ヤドカリテントを購入の視野に入れても良さそうです。
どちらにせよ、DODの新商品のヤドカリテントを一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
サバティカルのモーニンググローリーTCはこんな感じでした。
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