キャンプに絶対に必要なテント。
その中でも、とりわけ大きなテントを使用するのには、様々な理由があると思います。
ソロキャンプやデュオでも、レイアウトを楽しみたいから大きなテントを使いたい。
ファミリーキャンプやグループキャンプでは、広々としたテントを使いたい。
代表的な理由には、このようなのがあると思います。
しかし大きなテントを組み立てるのって、コツを掴むまでが大変ですよね。
大きなテントを組み立てるには、テントを組み立てるための手順を覚えたり、手間や時間も必要です。
中には1人では組み立て難いものや、組み立てられないものもあるかも知れません。
ソロキャンプやデュオでは単純に手数が足りなかったり、小さな子供を連れてのキャンプでは、目を離す時間を減らすためにできるだけ手早く準備をしてしまいたいものです。
そしてなにより、テントの設営が素早く完了すれば、楽しいキャンプの時間が増えますよね。
「テントの設営に手間や時間をかけたくない。だけどテント選びに妥協もしたくない。」そんなテントがあればいいのにな〜・・・なんて考えたことってありませんか?
実はそれが、あるんです。
今回紹介したいのは、FUTURE STYLE Air Tentというおしゃれなテント。
凄くしっかりして見えるこのテントは、設営にかかる時間が慣れてしまえばわずか60秒。撤収も一瞬。
今回は、FUTURE STYLE Air Tentについて、3つの特徴と気になるポイントと注意点について詳しく紹介していきたいと思います。
目次
設営・撤収がめっちゃ簡単なFUTURE STYLE Air Tent
FUTURE STYLE Air Tentとは
テントに必要なテントポール(フレーム)。
テントポールの役割は読んでそのまま、テントのポールでテントを支える大切な骨組みとなる役割をする部品です。
テントポール(フレーム)と言っても、種類は色々とあり役割も様々。
ただこのポールがなければ大抵のテントは組み立てることもできません。
キャノピーを広げたりする時に使う伸縮自在なテントポールを持っていれば、テント以外にもタープに使えるので、便利なことは間違いなし。
付属のポールをそのまま使うのはもちろん良いのですが、こだわり派やベテランキャンパーさんはキャノピーの角度を変えたり、微調整したり、キャンプギアと色を合わせたり、タープを組み立てるために別売りのポールを買い求めるケースもあるんです。
ただこのテントポールやフレームといった部品は、設営時にちょっと手間がかかってしまうんです。
組み立てたり、スリーブに通しピンで固定したりと、ちょっと厄介なこともあったりします。
しかし、FUTURE STYLE Air Tentはフレームやテントポールを必要としないテントなんです。
ポール(フレーム)を使用しないということは、単純にテント設営と撤収にかかる手間が1つ減るということ。
準備にできるだけ時間をかけたくないキャンパーさんからテントの設営に自信のない初心者さんまで、キャンプを楽しむすべての人にこのFUTURE STYLE Air Tentのお手軽さは広くおすすめできます。
FUTURE STYLE Air Tentの3つの特徴
①誰でも簡単組み立て&撤収完了を可能にしたエアフレーム構造
「エアフレーム構造」という数年前までにはなかった新しい構造を採用したテントは、ロゴスやハイランダーが発売していることもあり最近日本でも使用する人が増えてきました。
ちなみに欧米では、すでに流行しているようです。
金属などでできたテントポールやフレームを使用することなく、空気を使ってリフトアップできるテントのエアフレームテントと言い、FUTURE STYLE Air Tentもその構造をもっています。
FUTURE STYLE Air Tentは、2ヶ所の空気弁から空気を入れることでエアフレームが自立し、簡単でしかも頑丈なテントが出来上がります。
このリフトアップまで、慣れてしまえばわずか60秒で行えるというから驚き。
そして組み立てるのが簡単なので、もちろん片付けるのだって簡単。
空気弁を緩めれば、エアフレームから空気が抜け出して、立ち上がっていたテントが元通りにぺちゃんこ。
あとは畳んで収納袋に収めてしまえば、片付けも終わってしまいます。
この簡単に行える設営と撤収は、テントの設営に慣れていない初心者さんやテントの設営が苦手な人、さらには女性やご年配の方、またはテントの設営に手間と時間をかけたくないベテランキャンパーさんにと、様々なキャンプスタイルや幅広い年齢層、力の有無や性別問わずにおすすめできるテントです。
②大きめファミリーサイズで耐久性も抜群
FUTURE STYLE Air Tentの内側の床のサイズは、305×205cmで高さは200cmとかなり大きめで広々としています。
他社の5人向けのテントのサイズだと、だいたいインナーサイズが220×300cmぐらい。
コールマンのタフワイドドームIVだと、300×300×185(h)cmで5〜6人用となっています。
そう考えると、FUTURE STYLE Air Tentは、4人家族くらいでちょうどいいファミリーサイズと言えそうです。
公式では大人4人、または大人2人に子供3人程度が余裕をもって使用できる人数の目安だと記載されています。
中に荷物を置くことを考えたら、個人的には大人2人と子供2人の4人家族が良いと思います。
手軽な組み立てが可能なテントだし、キャンプサイトの広さにゆとりさえあればソロキャンプでもおすすめ。
使い道や、テント内のレイアウトにと色々工夫してみたくなる楽しみも持てそうです。
しかし、気になるのはこのテントの耐久性です。
エアフレームって金属に比べてどうなのかと心配になりそうですが、エアフレーム構造のテントもなかなか侮れないんです。
FUTURE STYLE Air Tentのエアフレーム部分には弾力性があり、柔らかくありながら耐久性も高いTPUという素材を使用しています。
このTPU素材は衝撃吸収性も高いので、テントのフレームとしても頼り甲斐がある素材だと思います。
③雨に強く防寒・UV対策面もばっちり!
長く使いたいテントだからこそ、テントの生地にもこだわりたいですよね。
FUTURE STYLE Air Tentは、テントの素材として最近ではメジャーになってきているTC素材を使用しています。
このTC素材はポリエステルとコットンの混紡繊維。
丈夫でシワになりにくく、しかも乾きやすいという初心者でも扱いやすいポリエステルの特徴に加え、通気性と吸湿性に優れるコットンの特徴をも併せ持ったいいところ取りの素材なんです。
そして、ポリエステル製のテントの弱点の耐火性をも持っています。
さらにFUTURE STYLE Air Tentに採用された生地は適度な厚みと風合いがあり、遮光性や防水性・防寒性にも優れています。
普通にアウトドア・キャンプをするくらいなら十分すぎる性能を持っていて、しかも気になる紫外線も99%カットしてくれる優秀さ。
ドアパネル、メッシュ窓も採用しているので、通気性や解放感といった面でも出し惜しみしていません。
FUTURE STYLE Air Tentはどんな人におすすめ?
①テント設営を簡単にしたい人
エアーを入れるだけと、簡単設営と簡単撤収。
テント設営に時間をかけたくない時短派キャンパーさんにおすすめです。
子連れのファミリーキャンパーさんや、手数が少ないソロキャンプやデュオでも気軽に使えるのは、大きなメリットになるのではないでしょうか。
②初めてのキャンプにチャレンジする人
キャンプ中の作業って、正直日常で体験するような事はほとんどないですよね。
多くの人が、小学校の時の学校行事でやったきりだったりとか、子供会のイベントでやったとか、その程度だと思います。
そんな人たちが集まって、ああでもないこうでもないと作業するのもそれはそれで楽しいです。
また、ファミリーキャンプで「パパこんなに凄いんだぞ〜」って、カッコいいところを見せるチャンスだと考える人もいますよね。
しかし、あなたが購入したテントを、その説明書や動画通りに組み立てられるとは限りません。
無理せず気軽に楽しめるエアーテントから、キャンプに慣れていくのも1つの手だと思います。
③セカンドテントが欲しい人
ポールやフレームを使う、従来のテントを使用している人。
2つ目のテントが欲しいけど、どれにしようかな〜なんて思っていませんか?
気になるところが、エアフレーム構造のテントで解決しちゃうかも?
従来型のテントでタイプを変えてみるのも楽しいですが、構造自体が違い設営しやすいテントを使ってみるのよさそうです。
④キャンプ以外でテントを使ってみたい人
FUTURE STYLE Air Tentは、ちょっとサイズが大きいので、ソロキャンプで使うことを考えていると場所は選ぶかもしれません。
しかしちょっと大きめのビニールプール並みの設営の簡単さを持つテントなので、泊まりのキャンプ以外にも気軽なデイキャンプやバーベキューの休憩スペースや公園でのピクニックにも良いかも知れません。
さらには広めのお庭をお持ちのご家庭なら、自宅でグランピングを楽しんだりと、キャンプ以外にも様々な楽しみ方ができるはずです。
FUTURE STYLE Air Tentの気になるポイントと注意点
①風に弱い?
FUTURE STYLE Air Tentは、単純にフレームに金属を使用しないテントなので、風に弱いんじゃないかと気になる人は多いのではないでしょうか?
エアフレームもある程度の強度があり、付属の極太25センチのペグで地面にしっかりと固定すれば、強風でも対応できます。
もちろん不安なら、別途鍛造ペグを購入して、しっかりと地面に打ち込んでください。
とは言え、テントは元々風に弱いものです。
他のテントと同じく天候のチェックをし、キャンプサイトは林間サイトを選んだり、風上にテントの入り口が来ないようにするなど設営場所に気を付ける等の基本的な対策はきっちりと行っておましょう。
エアフレーム構造だから風に弱いと考えるより、むしろどんなテントでも無理はしないのが大切です。
②火に弱い?
テントの生地そのものはTC素材なので、焚き火などの火の粉が飛んできても、すぐには穴があることは無いはずです。
ですが内部はどうなのでしょう?
そもそもエアフレームに採用されているTPU素材は、熱可塑性ポリウレタンと呼ばれるウレタン樹脂、プラスチックの一種です。
この素材は、弾力性があり柔らかく衝撃吸収性に優れた素材で、スマホのカバーなどにもよく使われる素材なんです。
加工すると柔らかく、冷ますと硬くなり、常温でも変形しにくいので普通に使用していればまず壊れることはないものです。
しかしこの素材のすぐ近くで暖房器具を使うといったシチュエーションの場合には、どうなるのかはちょっと想像がつかないので、念の為避けたほうが良さそうです。
FUTURE STYLE Air Tentのスペック
- サイズ:305×205×200cm
- 収納時:76×41×50cm
- 重量:約22kg(付属品含め)
- 素材・フライ:ポリコットン
- 素材・網戸:ポリエステル製のネットワイヤー
- 素材・エアフレーム:TPU
- 素材・床布:耐磨性PVC複合布
- 素材・縫合糸:ストレッチ糸
- 付属品:空気入れ・ロープ4本・ペグ14本・収納袋
- カラー:カラメルブラウン
まとめ
現在クラウドファンディングのMakuakeで応援購入が可能なFUTURE STYLE Air Tentは、便利で使いやすいテントです。
サイズ的には4人用で少し大きめですが、女性でも慣れてしまえば、簡単設営できちゃいます。
設営が簡単なので、もちろん撤収も簡単に出来るのもメリットの1つ。
この最大の魅力になっている簡単設営と簡単撤収の秘密は、従来の金属ポールやフレームを使わない「エアフレーム構造」あるんです。
キャンプ人口の多い欧米ではすでに流行中の構造で、ロゴスやハイランダーなどの有名アウトドアブランドでも採用されています。
2ヶ所の空気弁から、付属の空気入れを使ってフレーム内に空気を注入するだけで自立。
あとはロープとペグで固定して、テントの設営は完了です。
撤収の時は、空気弁を緩めれれば空気が抜けて萎むので、畳んで収納袋に入れてしまえば完了となります。
女性キャンパーさんも、キャンプ慣れしてないパパさんにも、はたまたキャンプ慣れしたベテランキャンパーさんにも、FUTURE STYLE Air Tentは分け隔てなく優しく簡単なテントです。
気になる人は是非チェックしてみてください。
関連記事
ハイランダーの新商品テントにエアフレームテントのミニが登場!大人気ROOMYのコンパクト版?!エアートンネルミニ(仮称)とA型フレームテントTCの紹介
ハイランダーからトンネル型のテント「ROOMY」が出るぞ!何とエアフレームを採用!ロゴスの新作テント「エアマジック リビングハウスWXL-AI」と比較!!
2秒で設営?デカトロンで取り扱うケシュアのテントが再びナチュラムで買える!衝撃だった短い設営時間のポップアップテントがまた手に入る?!〜Decathlon(デカトロン)製品が再販〜
ケシュアのワンタッチテント2SECONDS EASY FRESH&BLACK(3人用)をレビュー!テントの設営がこんなにも簡単になっちゃうの?!メリットとデメリットも紹介!!【PR】
登山・キャンプランキング