お盆休みに、キャンプに行ってきました。
今回は、静岡県の富士宮市にある朝霧ジャンボリーオートキャンプ場でグルキャンです。
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場は、富士山の麓にあり370キロ平方メートルにわたる高原のキャンプ場で、絶景と広々したサイトが人気な場所です。
もう何回も行っているキャンプ場ですが、まだレビューはしていません。
(それはまた今度、空いている時期に行ったら写真などを撮ってきたいと思います)
今回のキャンプでは、雨に降られてしまいちょっと大変でした。
降ったり止んだりを繰り返し、時には雷と豪雨で、タープの下から何処にも行けない時間がかなりありました。
天気アプリを見ると、どうもこのキャンプ場の真上にだけ雨雲がずっとあるんです。
まさかとは思いましたが、近くの本栖湖でキャンプをしていた友人に聞いてみると、雨は降らなかったようです。
こちらでは台風のような状況で、朝には霧まで発生して、ちょっと不運だったと思っていたのに。。。朝霧高原恐るべし!
って、朝霧ジャンボリーオートキャンプ場で豪雨に見舞われたのって、回数的には結構あるんです。
場所的なものなのか、季節的なものなのかわかりませんが、いつかリベンジしたいと思います。
そんな雨の中では、設営も撤収も大変ですよね。
こんな体験した後、帰りの渋滞の中考えていたことがあります。
またまた、いつもの悪い癖が(笑)
基本はソロか娘を連れて2人でキャンプに行った時に、サッと汗をかかずに簡単に設営・撤収できたら良いなと思います。
雨が降ってムシムシの中、汗ダクになるのって気持ち悪くてしかたありません。
そんなこんなで、ワンポールテントが欲しいのですが、気になるのが真ん中にポールがあるという事です。
娘とキャンプに行ったら、まだ小さい子供なので並んで寝たいと思っていますが、どうしても真ん中のポールが邪魔な気がするんです。
娘と使う寝袋は、封筒型のシュラフを2つ並べたような大きさのものです。
布団のように2人で使いたいので、テントの中央にあるポールは邪魔なんです。
しかし、DODの新商品の中に僕の悩みを解決してくれる素晴らしいアイテムがあったんです。
それが「フタマタノキワミ」と「フタマタノサソイ」です。
この商品のどこが素晴らしいのか、どこが凄いのか、そしてどこがダメそうなのか調べてみたので、紹介したいと思います。
目次
フタマタノキワミとフタマタノサソイの違いと選び方
出典:DOD
「フタマタノキワミ」と「フタマタノサソイ」は、ワンポールテントの真ん中のメインポールを無くし二又ジョイントパーツでワンポールテントが設営できるアイテムです。
ワンポールテント真ん中のメインポールを二又化する事で、僕の悩みを解決してくれるし、有効スペースを大きく確保する事もできます。
「フタマタノキワミ」と「フタマタノサソイ」の違いは、二又のジョイントパーツに脚部のポールがセットになっているか、セットになっていないかの違いです。
しかし、それ以外にも選び方の基準になる要素があるんです。
フタマタノキワミにはポールがセットで付いている
出典:DOD
「フタマタノキワミ」には、二又ジョイントパーツと脚部のポールが付いています。
直径28mmで厚さ1.4mmあるアルミポールが12本付属しています。
底面に使用するポールが2本、中段ポールが10本という内訳になります。
これを全て接続すれば、二又ジョイントパーツ(8cm刻み)とポール(50cm刻み)で、高さ300cmのワンポールテントまで対応することができます。
フタマタノサソイはポールが付属していない
出典:DOD
「フタマタノサソイ」には、脚部のポールは付いていません。
二又ジョイントパーツに繋げる脚部のポールは、ビックタープポールを使用します。
DODのタープを買った事がある方は使っている人もいると思いますが、直径28mmと太く耐久性があるポールです。
出典:DOD
ビックタープポールは、5分割する事ができ1本あたり50cmで長さを調整する事ができます。
そのビックタープポールの中段ポールと底面ポール、そして二又ジョイント部分を使用して、角度調整など合わせて300cmまでの高さに調節できるようです。
そうすると脚部に6本まで接続できるようですが、別売りのビックタープポールは先にも言ったように5分割で1番上のポールは使う事が出来ません。
別途ビックタープポールを用意して300cmにしたい場合は、4セット分のビックタープポールが必要になってしまいそうです。
「フタマタノキワミ」と「フタマタノサソイ」の選び方には、追加でどのくらいビッグタープポールが必要か考え、トータルのコストを計算する必要がありそうです。
お財布や荷物に余裕があれば、「フタマタノキワミ」一択でも良いかもしれません。
フタマタノキワミ・フタマタノサソイ使用例
ワンポールテントT8-200Tの場合
出典:DOD
例えば使用例のDODのワンポールテントT8-200Tでは、テントの高さが300cmで幅が460cmあります。
その場合、フタマタノキワミを選んだ場合なら、二又ジョイントと付属のポール12本使用します。
付属のポール全てを使用すれば、対応する事ができます。
しかしフタマタノサソイを選んだなら、ビックタープポールを4セット分用意しないと300cmの高さに対応できません。
ビックタープポールの先端ポールは使用できなく、中段ポールだけで5本用意する必要があるので、これだとコストがかかってしまいます。
これなら初めから、フタマタノキワミを選んで購入した方が良さそうです。
ワンポールテントT5-47-BGの場合
出典:DOD
5人用のワンポールテントT5-47-BGなら、テントの高さが185cmで幅が390cmです。
フタマタノキワミを選んだなら、二又ジョイントと付属ポール8本で設営する事ができます。
フタマタノサソイを選んだ場合なら、二又ジョイント以外にポールを8本用意する必要があります。
ビックタープポールなら、先端ポールを抜いた残り4本(中段ポール3本+底面ポール1本)が使えるので、2セット必要になります。
これなら、タープ用に準備しておいたビックタープポールを流用する事も出来るし、購入しても7000円ぐらいに収まります。
フタマタノサソイ本体が4000円ちょっとなので、合計ではフタマタノキワミより安く揃える事ができそうです。
以上の事から、ポール8本以内に収まるワンポールテントではフタマタノサソイの方が安く、それ以上使用するワンポールテントならフタマタノキワミを購入した方が良いと思います。
「フタマタノキワミ」と「フタマタノサソイ」のどちらか選ぶときには、使用するテントの高さや幅などを考慮したいですね。
フタマタノキワミ・フタマタノサソイの仕様上の注意
出典:DOD
メインポールを二又にすることにより、ポールへの荷重がかかるようになります。
その為、二又の角度が広がりすぎてしまうことがあります。
インナーテント内に使用すれば、インナーテントが広がりを抑える役割をしますが、フライシートだけだと広がりを抑えきることが出来ない場合があるようです。
その為、ペグを打って二又の広がりを抑える必要があります。
90度以上広がって使用すると、負荷がかかってしまいポールが変形したり破損したりしてしまうかもしれません。
そしてインナーテントに使用する場合、テントのフロアを保護する必要がある為、底⾯ポールに緩衝材を巻くなどして保護する必要があります。
どちらに使用しても、そのままの使用ではなく、少し手を加えなければいけませんね。
フタマタノキワミ・フタマタノサソイ スペック
商品名 | フタマタノキワミ | フタマタノサソイ |
サイズ(約)(最長時) | W378.5×D8×H3.5cm | W78.5×D8×H3.5cm |
収納サイズ(約) | W58×D17×H9cm | W54×D8×H3.5cm |
重量(約) | 3.5kg | 1.0kg |
材質:本体頭部 | スチール | スチール |
材質:ポール | アルミ合金 | ー |
付属品 | キャリーバッグ | キャリーバッグ |
使用可能角度 | 90°まで | 90°まで |
連結可能本数 | 各脚6本まで(二又本体除く) | 各脚6本まで(二又本体除く) |
まとめ
ワンポールテントを快適に使うには、「フタマタノサソイ」や「フタマタノキワミ」を使って、テント真ん中のメインポールを無くしてしまえば、広々とら使う事ができます。
今まで、そのメインポールが邪魔だなと感じていた人や、気になって購入を留まっていた方にもおすすめです。
フタマタノサソイとフタマタノキワミは、名前は似ていますが値段は結構違います。
その違いは、付属にポールがあるか無いかというだけですが、そこには落とし穴がありそうです。
今回調べてみたように、ポールが付属しないフタマタノサソイではビックタープポールを用います。
ビックタープポールを既に持っている方は良いですが、これから購入するとなると、テントの高さによっては費用がかさんでしまいそうです。
ビックタープポールを2セット購入すれば良いのなら、費用はフタマタノサソイの方がかからなそうです。
それ以上の高さがあるワンポールテントに使用したい場合は、フタマタノキワミにした方が良さそうです。
どちらにせよ、ワンポールテントを使用している方は、メインポールを二又にする事で、快適に使えるというメリットを得る事が出来そうです。
そのかわり、初めは二又のポールへのテンションのかかり具合を調整しながらの設営になるので、少し時間がかかってしまうかも知れません(慣れたら早いかも)
「フタマタノサソイ」や「フタマタノキワミ」の選び方も重要ですが、これが使用できるということが一番重要なことだと思います。
今まで、DIYで二又を作っていた方も、作りたいなと思っていた方も、これが発売されたことで大きく変わりそうです。
そして、これさえあれば、僕のワンポールテントへの物欲が更に加速すること間違いなしです。
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アイキャッチ画像 出典:DOD