超大型台風が過ぎ去って、かなりの爪痕を日本列島に残して行きました。
河川の氾濫、土砂崩れなど、すぐに復旧ができない場所が沢山あるようです。
関東から富士山周辺や富士五湖辺りに向かうには、中央道や圏央道を使って山梨に行くルートが一般的だと思います。
しかし、台風による土砂崩れで、そのルートは暫く通り抜けることができません。
道志道は、どのくらい被害があったかわかりませんが、山梨県側の道路規制情報を見たら通行止めにはなっていませんでした。
しかし、神奈川県側の相模原市青根地区で全面通行止めになっているようなので、ここも東京からは迂回ルートをとる必要があります。
その為、山梨県側の富士山周辺へ行くのには、大半が東名を迂回して行くことになると思います。
東名は、道路工事の影響もあり、海老名JCT、秦野中井辺りで渋滞が発生しています。
キャンプだけでいえば、今まで中央道を使って「ふもとっぱら」や、「朝霧ジャンボリー」、「浩庵キャンプ場」などへ行ってた人は、かなりの時間がかかってしまいます。
被災されたキャンプ場は、通年は11月末にクローズドしているところが、今年はこのまま閉めてしまう所も多々あります。
もし、キャンプに出かけるなら、まだ地盤が危険な所もあります。
なるべく事前に情報収集をし、注意を怠らずに出かけるようにしてください。
今回僕は、連休に予定していたキャンプが台風の影響で中止になりました。
朝方から緊急避難通知が鳴り響き、避難所に逃げた方がいいのか、2階に居ればいいのかと、雨の音が大きくなるたびに悩みました。
そんな、不安な気持ちを和らげてくれたのは、やっぱりキャンプギア。
キャンプをやっていて良かったのは、キャンプ道具が災害時に活用できるという点です。
特に、ガスコンロやランタンは、ライフラインが止まってしまった時の備えとして、大変重宝するものだと思います。
キャンプ時以外は、収納しておくランタンも、何かあった時に使えないと困ってしまいますよね。
例えば、コールマンの200Aをオークションなどで購入すると、ケースは付属してきません。
ダンボールに緩衝材を詰め込んで、その中に包まれるようにランタンが収められている事が多いと思います。
そんな時には、別途ランタンケースが必要になります。
今回は、その候補の1つとして、viblantのランタンケースの紹介とレビューをしたいと思います。
目次
viblantのオリジナルランタンケースMをレビュー
viblant
出典:viblant
viblantは、世田谷の二子玉川にあるアウトドア専門店です。
ヴィンテージランタンなど、キャンプで使うアウトドア用品を取り扱うショップで、テンマクデザインとコラボしたランタンスタンドなどが有名です。
アメリカ、イギリス、ドイツなどを中心に世界中からレアなランタンを輸入し販売しています。
それらのランタンの修理も受け付けているので、コレクターの方には堪らないお店なんです。
そんなviblantは、東京の他に名古屋にもお店を構えています。
名古屋店はviblant × NATURETONESとなっていて、NATURETONESとのコラボショップになっています。
viblantオリジナルランタンケースM
ヴィンテージランタンを多数取り扱うviblantなので、それらを保護するためのランタンケースも取り扱っています。
ハリケーンランタンが入るサイズはSサイズ、コールマンの200AならMサイズ、ペトロマックスのランタンはLサイズと、ランタンの大きさによって、ケースも細かくサイズ分けされています。
素材
生地は、帆布を使った丈夫なもので、ハードな素材のケースのように嵩張りません。
(帆布以外に岡山産のデニム生地を使った限定ランタンケースもあります。)
頒布素材なので、表面は目が粗くすこしザラザラしたような手ざわりになっています。
これは、ランタンケースの白色の部分も赤色の部分も両方とも同じ素材なので、手ざわりも同じです。
側面、底側も頒布素材なので、ランタンケースの大部分が同じような感じになっています。
そして、中には厚さ1.2mmのウレタンパッドが入っています。
多少の衝撃を受けたとしても、ランタンを守ってくれそうです。
高い位置から落とさない限り、安心して使えそうですね。
高さ
オリジナルランタンケースMは、200Aや286がちょうどよく入るサイズになっています。
ランタン自体の高さは、約31〜32Cmぐらいあります。
viblantのオリジナルランタンケースの高さは、持ち手を含まないで35cmあるので、余裕を持って収納することができそうです。
この35cmという高さは、ウレタンパットが入っているところまでの高さです。
ランタンケースの収納口は、巾着袋のように紐で絞れるようになっています。
その部分を含まない高さで、200Aは十分な余裕も持って収納することができます。
上の写真は、巾着部分を広げた状態で撮影しています。
巾着部分は、約8.5mmありました。
この巾着部分の左右の紐を引っ張ると、収納口を絞ることができます。
思っていたよりも少し力が必要ですが、これは帆布が丈夫なので固く感じるからだと思います。
ランタンを収納して巾着部分の紐を結ぶのか分かりませんが、一応結んでみました。
これなら、ひっくり返っても、中に収納したランタンが飛び出すようなことはないと思います。
内寸
viblantのオリジナルランタンケースの外寸は、φ19cmとなっています。
内寸は、正確な計測が難しいですが、だいたい16cmぐらいだと思います。
コールマンの100Aのタンク底面でφ14cmぐらいですが、ケースの中でランタンが揺れ動くことはありません。
思っている以上にピッタリと収まっている感じがします。
内ポケット
ランタンケース内部には、ポケットが付いています。
このポケットには、マントルなどが収納できるようになっているので、万が一現地でマントルが破けてしまっても予備を取り出しやすくていいですよね。
ちなみに、ポケットのサイズは内寸で約幅11cm、高さ12cmぐらいの大きさです。
色
出典:楽天
viblantのオリジナルランタンケースMの色は、赤色です。
帆布の薄いクリーム色のような黄色がかった白色に、本体の下3分の1と取っ手部分が赤色になっています。
ロゴも、それに合わせて赤色でプリントされています。
コールマンの200Aに合わせたものなのか分かりませんが、Mサイズはこの色のみとなっています。
Sサイズでは、Mサイズの赤色の部分が茶色になっていて、その他の部分も少し茶色がかった色になっています。
Lサイズは、緑かかったカーキか、あるいはモスグリーンという感じです。
サイズごと色が決まっているようなので、気に入った色で選ぶことはできなくなっています。
viblant オリジナルランタンケースM スペック
外寸 | 約φ190×350(h)mm |
材質 | 帆布、ウレタン |
まとめ
viblantのオリジナルランタンケースMの紹介とレビューをしました。
コールマンの200Aを手に入れたら、その後ケースをどうしようか迷ってしまいますよね。
そんな時に、ヴィンテージランタンを取り扱うアウトドアショップのランタンケースがおすすめです。
だって、ランタンにかなり詳しいショップのものだから、色々と考えられていると思うんです。
収納のしやすさや、持ち運びのしやすさなど、素人目にはわからないところで工夫があるのかもしれないんですよ。
巾着袋のような取り出し口だって、簡単に収納できることを考えていると思うんです。
特に、200Aを収納した時には、外観の色と合わせてあるので、何が入っているか分かりやすいというのも良いですよね。
ソフトなランタンケースをお探しの方に、viblantのオリジナルランタンケースがおすすめです。
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