キャンプで使っているLEDライトやLEDランタンは、シェードを付ける事を考えずにそのまま使っちゃいますよね。
ベアボーンズリビンクのLEDランタンは、何もせずにそのままでもオシャレ、シェードなんか必要ないような気がします。
でも、外見が無機質で飾り気のない物だと、せっかくオシャレに飾ったサイトの雰囲気も台無しになってしまう事もあります。
そんな時、LEDランタン用のランプシェードがあれば、雰囲気が合わないLEDランタンを隠し、よりオシャレな雰囲気にする事ができます。
そんな事を考え、キャンプで使うランプシェードを探してみたら、あまり種類がなかったんです。
元々1番欲しかったのは、sololのLEDランタンシェード。
これはめちゃくちゃ人気なので、手に入れるのは困難なんです。
何度も抽選販売に応募しても、全く当たる気配がないんです。
sololが買えないのなら、他に探そうと思ったら、バリスティックとハーフトラックのコラボのランプシェードがあるのですが、約5,000円と値段にビビります。
sololは買えないし、バリスティックは値段に躊躇、そこで見つけたのがAmazonで安く売っているランタンシェード。
k-outdoorと言う海外のブランドなのか分かりませんが、値段が600円弱とかなり低価格。
見た目にかなり安っぽさはありますが、sololのランタンシェードが欲しいと言う気持ちを何とか抑えるために買ってみました。
今回は、Amazonで安く売っているk-outdoorのランプシェードをレビューします。
目次
k-outdoorのランプシェードをレビュー
買えないsololのランタンシェード
出典:BASE
本当は、今でも諦めていないsololのランタンシェード。
照明作家をしている作者さんが手折りしたランタンシェードは、見た目に芸術的。
少しばかり値段が高くても欲しくなっちゃう1品なんです。
しかし、これが買えない。
抽選販売に何度も応募してもその度に落選してしまいます。
欲しいけど買えないというジレンマ。
そこで一時凌ぎで、他のランタンシェードを買っちゃおうかなと思い始めたんです。
出典:Amazon
ネットで探すと、バリスティックとハーフトラックのコラボのランタンシェード、そしてRoost Outdoorsのランタンシェードがありました。
バリスティックとハーフトラックのコラボのは、以前からその存在は知っていました。
カモフラ柄のランタンシェードは、存在感抜群。
裏側は反射材になっていて、レフ効果でより明るくなるという代物です。
そう、何故か値段に引っかかってしまうんです。
ランタンシェード自体、さほど重要ではない物なので、一時凌ぎで5,000円はちょっと痛い。
そこで見つけたのが、Amazonで安く売っていたk-outdoorのランプシェード。
600円弱という、一時凌ぎて痛くない値段だったんです。
k-outdoorのランプシェード
出典:Amazon
k-outdoorのランプシェードのデザインは、全部で6種類。
どれも迷彩柄なんですが、柄のが大きくベタ塗りなので、どこか安っぽく見えるんです。
見た目は仕方ありません(笑)
素材はPVCパネルなので、プラスチックのような感じだと思います。
メリットとすれば、そのPVC素材なので耐水性があると言うことになります。
取り付けられるLEDランタンは、スノーピークの充電式ランタン、ベアボーンズのパインコーンランプ、LUMENA+、LUMENA、LUMENA2と記載されています。
そして、それと共に書かれているのは「外径8.5〜9cmのランプに適しています」という一文。
ルーメナーのLEDランタンは、機種名があるのですが、その他はふんわりとした感じです。
とりあえず僕の持っているヤエイワーカーズのBEAMは、LUMENA+と似ている形をしているので、あまり深く考えずに購入してしました。
発送は遅い
発送は、通常6〜10日。
海外から発送されるんだなと、何となく思っていたら、これが待てども待てども届きません。
結局、7月21日に購入したランプシェードは、約1ヶ月後に届いたんす。
それまでキャンプに行く予定がなかったので良かったのですが、久々に商品が届くのが待ち遠しく感じました。
海外からくるんだろうなと、何となく分かっていた事ですが、いざ届くのが遅いと困っちゃいますよね。
キャンプ場で使ってみた
届いたk-outdoorのランプシェードは、組み立て式でした。
丸い円形のランプシェードと小さく白い部品が2つ。
素材はどちらも同じPVC素材です。
その他、説明書や付属品は一切なく、透明なビニールにこの3つだけが入っていました。
とは言え、組み立ては何となく見て察する事はできました。
迷彩柄のPVC素材は、6枚の羽が付いたような形になっています。
それらを全部接続して行く事で、ランプシェードの形になるハズです。
しかし、その接続する部分、自分でくり抜かなければなりません。
切り込みは入っているのですが、ほとんどの場所は指で押したり引っ張ったりしてくり抜きます。
これが地味。。。
テントの中で1人、黙々と作業をしました。
後は、羽を重ねて接続して行くだけ。
しかし説明書がないので、羽を重ねた時に、どちらが上になるのか分かりません。
自分の直感で、やって行くしかないんです。
一先ず、全ての羽を繋ぎ合わせ終わったら、ランプシェードの形になりました。
お椀をひっくり返したような形で、天井部分大きく穴が空いています。
モスキートランタンを取り付ける
まずは見た目があまりよろしくない、モスキートランタンにランプシェードを付けてみようと思います。
すると、モスキートランタンの中腹ぐらいまでズボっとシェードが入ってしまいました。
僕としては、吊るした時にフックがある頂点部分から、せめて2〜3cmぐらいでシェードが留まるのが理想でした。
しかし、モスキートランタンの中腹ぐらいまでシェードがきてしまうと、ちょっと見た目が。。。
こんな事にならないよう、あの白い円形の部品が付いていたのかも知れません。
しかしこの部品、どうやって取り付けるのかよく分かりません。
正解が何なのか分からないまま、取り敢えず取り付けてみました。
見た目は、すぐに取れちゃうんじゃないかなと思うほど、ちゃちな感じです。
そこにモスキートランタンを通してみると、何とフック部分だけシェードから出てくるという理想的な形になりました。
横から見ると、モスキートランタン自体の丸いシェードが飛び出しています。
もう、何が正解で何がオシャレなのか分からなくなってきました(笑)
でも、元々のAmazonの商品ページには、モスキートランタンが使えるという記載は全く無かったので、仕方ないかと思います。
ちなみに、もう1つの部品、これも使い方や取り付け方など、一切不明です。
取り敢えずランプシェードに取り付けてみましたが、何を真ん中に通すのか僕には分かりませんでした。
細いフックがあるLEDランタンに使うと思うのですが、それを持っていない為、今回はこの部品は見送りです。
WAQのLEDランタン
次に、ルーメナー7に似ているデザインのWAQのLEDランタンに取り付けてみたいと思います。
Amazonのk-outdoorの説明には、LUMENA7が取り付けられるとは書いてありませんでした。
しかし、これが使えたら幅が広がります。
取り敢えず、WAQのLEDランタンにシェードを被せてみると、中央の穴にランタンの角が引っかかって落ちてしまう事は無さそうでした。
でも、これだと風が吹いたらシェードだけずれてしまうと思います。
無風ならシェードとして機能しそうですが、どうなんでしょう?
今回は、説明にもなかったので、使わないでおくことにします。
ヤエイワーカーズのBEAM
次はヤエイワーカーズのBEAMに取り付けてみたいと思います。
何と言っても、ルーメナー+とデザインが似ているので、何とかなりそうな気がします。
ちょうどLEDランタンのフックが、ランプシェードの溝にハマってくれるハズ。
なんて、勝手に思っていました。
しかし、その溝にBEAMのフックがハマらないんです。
ランプシェードの溝の幅(穴の大きさ)が、BEAMのフックよりも小さい為、どうしてもランタンが斜めになってしまいます。
よく考えたら、ルーメナー+とBEAMはデザインは似ているけどサイズが違うんです。
ルーメナー+は、146×96×28mm。
フック部分は、本体の幅とほぼ同じ146mmだと思います。
一方BEAMは、136×92×22mm。
フックの幅は、136mm。。。
何故か、LUMENA+の幅よりも小さいBEAMのフックがハマらないんです。
他に取り付け方が何かあるのかと考えてみても、全く思い浮かびません。
白い部品も、LUMENA+のフックの形状と全く違っているので、使いようが無いと思うんです。
もしかしたら、ルーメナー+のフックにS字フックやカラビナ等を取り付けて使うのかも知れません。
しかし説明書がないので、全く分からないんです。
というワケで、ハサミで切り込みを入れちゃいます。
BEAMのフックがハマらように、ランプシェードの溝を広げる事にしました。
ハサミで切り込みを約1cmぐらい入れちゃいました。
すると、何とBEAMのフックがピッタリとハマったんです。
これなら、シェード側でフックをしっかりと挟むので、多少の風でも傾く事は無さそうです。
パイルドライバーに吊るしてみる
日中、まだ明るいですが、パイルドライバーにらんを吊るしてみました。
どうでしょう?
やっぱりちょっと、柄が微妙ですよね。
でも、無機質な感じから、ちょっと雰囲気は変わると思います。
LEDランタン自体は、雰囲気が少し出たかも知れないですが、迷彩柄はテントに似合ってませんでした。
夜の明かり
夜、LEDランタンを照らしてみます。
ランプシェードがあると、光が拡散せず下の方をちゃんと照らしてくれるようになると思います。
しかし、今回購入したランプシェードは、内側に反射材はありません。
その為、レフ効果でさらに明るくなるという事は無いと思います。
まずは、ランプシェードがない状態のBEAMの電源を入れてみます。
BEAMはかなり明るくて、周囲を大きく照らしてくれます。
写真で見ても、LEDランタンから数メートル離れた場所も明るくなっていますよね。
これにAmazonで買ったk-outdoorのランプシェードを被せてみます。
すると、あんなに遠くまで照らしていたBEAMの光は、LEDランタンから2メートルぐらいまでしか光が届いていません。
その代わり、LEDランタンの真下が、明るくなっているような明るくなってないような、微妙な感じです。
じっくりと見比べると、少し明るくなっているんじゃないかなと思います。
しかし、現地ではその差はほとんど分かりませんでした。
とは言え、光を拡散せず、近場だけ照らすのには、かなり成果があります。
まとめ
Amazonで安く売っているk-outdoorのランプシェードをレビューしました。
キャンプでランプシェードを使う目的は何か、そう考えるとやっぱり1番にくるのは雰囲気作りだと思います。
そう考えると、このk-outdoorのランプシェードは、どう思いますか?
値段を考えたら、ちょっとでも雰囲気が変わるので、これはこれでアリかも知れません。
僕の場合は、特にテントのデザインと迷彩柄が似合わないという事もあり、何かランプシェードだけ浮いているような気がしちゃったんです。
Amazonで安く買えるk-outdoorのランプシェードは、気軽に雰囲気作りするのには良さそうですが、値段なりの使い心地ではないかなと思いました。
もし購入される方は、届く納期には注意が必要です。
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