突然ですが、みなさんはEDCという言葉をご存じですか?
EDCとはEveryday Carry(エブリデイキャリー)の略語。頭文字を一文字ずつとってEDCと言います。
このEDCとは、日々変わりゆく私たちの生活環境に合わせて誕生した言葉でもあります。
キャッシュレス化により財布を持ち歩かない人が増えたり、コインケースやカードケースのような小さな財布1つで出かける人が増えたり・・・。
バッグやスマホも小さなもので済ませて、必要なものを身につけるだけに留めて、身軽な上にミニマムに活動している人も増えています。
EDC系グッズの流行の波は日用品、日常生活だけでなくキャンプやアウトドアにももちろんやってきています。
ナイフや工具などを兼ね備えたマルチツールや防犯・防災グッズ・ライトといったアイテムを、いくつかのアイテムと兼用できるアイテムがその代表で、今回紹介したいグッズもその「EDC系アイテム」の1つ。
今回は、Makuakeでプロジェクト公開中のEDC系キャンプギア、デンマーク発のマルチツールカラビナ「Sitpack OCTOカラビナ」の特徴と魅力を紹介します。
マルチなEDCツール「Sitpack OCTOカラビナ」がやばい!
Sitpack OCTOカラビナとは?
デンマークのSitpack(シットパック)社のOCTOカラビナ(オクトカラビナ)は、持ち運びを前提としているため軽くて丈夫なチタンを使用しています。
頑丈でコンパクトなボディの中には、なんと18種類もの機能が詰め込まれているので機能性も抜群。
EDC系グッズが気になる流行に敏感な人以外にも、バイカーさんやキャンパーさん、そして防災の備えにも、マルチツールは最近注目されているアイテムの1つ。
そしてロマンアイテムとも呼ばれるアイテムでもあるので、何だか見ているだけでワクワクしてしまいますよね!
しかもマルチツールはナイフやプライヤー、カード型をしているものが多い中、こちらの製品はカラビナ型。
ズボンのポケットやベルトループ、バックパックやポケットループに吊り下げれば、欲しい時に欲しいものをさっと取り出して使用できるのも嬉しいポイントです。
「カラビナ型マルチツール」なんて文字で見ちゃうと簡単そうに見えますが、これ実はものすごく大変な技術と労力によって作り上げられた製品なんです。
カラビナって、本来はマルチツールとしてはあまり向いていない形状だと思いませんか?
カラビナは、本来マルチツールにするにはあまり向いている形状ではありません。というのも、折りたたみ式マルチツールのようにしっかりとした芯があるわけでも、クレジットカードのように表面積が広いわけでもないからです。
元々カラビナは、クライミングロープを吊るすために作られたスリムで丸みを帯びたデザインの製品のため、その他の役割を果たす複数のツールを詰め込むには難しい形状なんです。
なので、このカラビナにいくつもの機能を詰め込むということは、色々と試行錯誤しているはず。
実際に、重量と機能のバランスをよく考え、何度も何度もデザイン作業を繰り返し、広域に及ぶテスト工程を踏んでいるようです。
さらにこの製品には、機能を詰め込むための多くのキャビティ(空洞)と特殊なエッジ、パーツがあります。なのでそのCNC加工はとても大変。
しかも アルミやスチールに比べてチタンは硬いため、CNC加工に時間がかかるようなんです。
当然のことながら、CNC加工には時間がかかればかかるほど経費がかかります。
OCTOカラビナを現実的に生産可能するには、加工時間を短縮する必要が出てくるんです。
デザイン、機能性、そして加工のしやすさや加工にかかる時間短縮。
OCTOカラビナは、これら全ての目的を果たすため何度も再設計を繰り返した結果、最初に開発された製品から完成品までのテストには5ヶ月も掛かった逸品なんです。
Sitpack(シットパック)社とは
OCTOカラビナを開発したSitpack(シットパック)社とは、以前Makuakeで、折りたたんで持ち運べるポータブルチェア『ZEN X』、『Campster』という2つの商品を企画、成功させた経歴があるので、もしかしたら覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はOCTOカラビナ自体もわずか1週間ですでに目標金額に到達しているのですが、プロジェクトは継続して公開されています。
OCTOカラビナは、中国の深圳市にある工場で経験豊富な職人たちの手によって製品化され、購入したサポーターへ届けられることになります。
以前行われたプロジェクトでも、今回と同じ工場から製品が配送されたので品質についてもご安心ください。
Sitpack OCTOカラビナのサイズと素材
OCTOカラビナのサイズは、長さ約9.3×幅3.8〜5.3×奥行0.9cm。
材質は、汎用性の高いチタングレード5(Ti6Al4V チタン合金)を使用しています。
このチタングレード5は、スライドロック・3-in-1ビットホルダー・4-in-1ビットホルダー部分といったマルチツールとしてよく使われる強度と耐性が求められる場所で使われています。
重量はわずか80gしかないので、バッグやズボン、ジャケット、車のキーに引っ掛けて持ち歩いても気にならない重さです。
カラーは、チタンらしいナチュラルなグレーです。
Sitpack OCTOカラビナは便利な18-in-1!
それでは、気になるOCTOカラビナの18種類の機能について紹介したいと思います。
気分は忍者?!1つで4通りの4-in-1ビット
OCTOカラビナに、小さなツノのような突起がついているのがわかりますか?
ここの部分1つで、なんと4通りの使い方ができるんです。
まず、プラスドライバー。そしてマイナスドライバー。
これらは一般的なマルチツールでもよくあるパーツですよね。
OCTOカラビナには、さらにマイナスドライバーの側面に小さな隠し刃を付けることで、段ボールカッターとして使用することができるようになっています。
ドライバーヘッドと一体型になっているので、パーツをいちいち入れ替えて使用する必要がありません。
珍しいのは自転車用スポークレンチでしょうか?
ないと困るわりに必要な時なかなか見つからないツールなので、いざという時の備えにあると便利なツールです。
これらはネジで止まっているので、必要なければ外すことができます。
栓抜き・釘抜き・蓋開け
4-in-1ビットのちょうど反対側をみてみましょう。
ここの凹みに引っ掛けることで、瓶の栓や開けにくい蓋を開けることに使うことができます。
そしてさらにこの引っ掛ける部分、実はフォーク型になっているんです。
このフォークの部分に引っ掛けると、釘まで抜けちゃうすぐれもの。
キャンプやツーリング、防災だけでなく日用品、DIYにも活用できそうですね!
定規と爪研ぎ
OCTOカラビナは、マルチツールの定番機能も備えます。
爪研ぎと定規です。
定規は、センチとインチの両方を測ることができます。
レザーマン専用ビットホルダー
3タイプの約4mm×6.35mmのレザーマンビットに対応する3-in-1ビットホルダーがあります。
このビットホルダー、実はマグネット式。
ビットを交換する際、マグネットがビットをしっかりホールドしてくれるので落ちたりずれたりし難いという構造になっています。
このビットホルダーには、強度の高いチタングレード5 (Ti6Al4Vチタン合金)が使われており、使用しない時はカラビナの背板の中に納まります。
ちょっぴり複雑なギミックであっても、丈夫で軽量でありながら、シームレスなデザインになっているのでスマートに持ち歩くことができます。
なお、レザーマンビットは別途購入が必要です。
ちなみにレザーマントはアメリカ発のマルチツールで、ドライバー等のヘッド部分のビットだけでも販売されています。
ワイヤーストリッパー
ワイヤーはもちろんのこと、たとえば買ったばかりの商品についている値札についているプラスチックタグ。
あれって邪魔ですよね。
わざわざハサミやナイフを出すのも面倒くさい。
捻って振り回していれば、強引に引っ張れば切れるかもしれないけど、買ったばかりのものが傷んでしまうかも知れません。
キャンプ場に新品の道具を持ち込んだりすると、たまにプラスチックタグが付いていることも。
だからといって、歯で噛みちぎるのもちょっと・・・。
そんなときこのワイヤーストリッパーが付いている、OCTOカラビナがあるとかなり便利です。
ワイヤーを切る以外にも重宝します。
非常時に便利なウィンドウガラスブレーカー
あまり耳馴染みがないかもしれないし、正直使いにくいかもしれない。
でもあると便利だし、お守り代わりだったり保険のつもりで用意があると、とっても安心な機能なので紹介します。
それは、ガラスブレイカー。
OCTOカラビナのビットホルダーを反転させると、タングステン製の超硬C2タングステンカーバイドのガラスブレーカーとなります。
ガラスブレーカーを出した状態でカラビナを握り、ガラスに軽い衝撃を与えるだけで破ることができます。
たとえば車の中に閉じ込められてしまったり、車の中に熱中症で具合悪そうな人が・・・もう窓を破るしかない!
そうそうあるシチュエーションではないと思いますが、ないとも言い切れないのでこの機能があることを是非覚えておきましょう。
また車を買った時など、単体のハンマー型のガラスブレーカーを車に常備しておこうと思っていても、結構買い忘れがち。
車でのオートキャンプをする方は、何かあった時のためにガラスブレーカーがあると、九死に一生を得ることができるかも知れません。
スタイリッシュなキーホルダー機能
カラビナ本体に鍵をかけるのも楽々。
ウィンドウガラスブレーカーもあるので、ドライバーさんにもおすすめできるアイテムとなっています。
たくさん機能があるのにすっきりした見た目でカラーも落ち着いたシルバーでスタイリッシュです。
直接鍵を引っ掛けたくない人、たくさん引っ掛けたい人はキーリングも活用してみましょう。
スライドロックとバネ式ゲート
OCTOカラビナは、様々な場所に取り付けやすく使いやすい構造となっています。
その秘密はスライドロックとバネ式ゲート。
つけ外しの際にカラビナを引っ掛けるとスライドロックで簡単操作、その操作が完了するとバネ式のゲートで自動的に閉じる作りになっているんです。
さらにロックは磁石式になっています。
強すぎず、弱すぎずの絶妙さがあるようなので、キャンプやハイキング、ツーリングや登山、ドライブなどでも重宝するアイテムになりそうです。
嬉しいMakuake購入特典
Makuake購入特典や、リターンが気になりますよね。
このチタン製カラビナをキーホルダーのようにして、鍵を直接ぶら下げることを考えている人もいると思います。
OCTOカラビナは、マルチツールなのでやや大きめの作りをしています。
なので、キーリングを取り付ければ、より扱いやすくなるはず。
でもOCTOカラビナはこだわりのチタン製。
せっかくなので、キーリングもチタン製にして合わせてみたくなりませんか?
今回リターンとして付属するのは、本体に合わせたチタン製のキーリングが4つです。
そしてもう1つ。
こちらはステンレス製なのですが、取り外し可能なステンレス製のポケットクリップです。
OCTOカラビナをループがないポケットに挿して使用することができます。
ポケットの中を探さずに済み、落下も防げるのであると便利だと思います。
是非活用してみてください。
まとめ
今も流行中のEveryday Carry、EDC。
ミニマムで手ぶら、キャッシュレス。手荷物を少なめにして日常生活を送る人が増えている昨今、キャンプやアウトドア、DIYや防災グッズなどでもその流行はキています。
マルチツールといえば、プライヤーやナイフ型、変わったものだとカード型などが多いようですが、今回ご紹介したアイテムOCTOカラビナはその名の通りカラビナ型。
定規、爪研ぎ、プラス・マイナスドライバー、栓抜きなどのよくあるツールの他、便利な簡易段ボールカッターやマグネット式のビットホルダー、ちょっとあると便利なワイヤーストリッパー、緊急時に便利なウィンドウガラスブレーカーなど1つのツールに18個の機能が詰め込まれています。
軽量で丈夫なチタン製で、これだけの機能を詰め込まれていてもゴテゴテしないよう、スタイリッシュかつスマートにデザインされているのも嬉しいポイントです。
こちらのロマン溢れる便利な製品は、現在Makuakeにて応援購入することができます。
プロジェクト開始早々1週間で目標金額は達成されましたが、まだプロジェクトは続行中。
お得に購入できるチャンスは今だけ。
Makuake購入特典として、チタン製の4つのキーリングとポケットクリップ付きのセットもあります。
気になる人は是非チェックしてみてくださいね!