月明りで照らされたテントサイト。
ランタンの火も消して、そろそろ寝ようとテントに潜り込むとき、どうしてもテント内に芝や土や砂などを、持ち込んでしまいます。
テントの入り口って少し高くなっているから、足を引っかけて、そのまま履物がテントの中に入ってしまったりします。
小さな子供がいるようなら、そんなことも気にせず靴を履いたままテントに入っちゃう子も・・・。
一度中に入った砂なんか、掃除するのだって一苦労・・・。
そこで、テントの入り口にすのこを置いて履物の脱着できる場所を作ってあげたら、テント内に汚れを持ち込みにくくなりますよね。
今回はアウトドアブランドが販売するすのこを紹介したいと思います。
目次
キャンプにすのこが必要?
出典:楽天
砂や泥、芝などをテント内に持ち込ませない
キャンプ中に歩き回っていると、靴の中には砂や泥、または芝とかが入り込んでしまいますよね。
靴を脱いでそのままテントに上がってしまうと、それらがテントの中に入り込んでしまいます。
そんな時、テントとの間にすのこがあれば、一旦そこに足を置いて、余分な砂などを振落とすことができます。
靴を脱いだその足をそのままテントに踏み入れてしまうと、その瞬間に砂が落ちてしまいます。
一歩目をテントではなくすのこの上に置けば、その振動で砂が少しは落ちるはずです。
余裕があれば、すのこの上に立って足裏をパッパッっと払えば、より多くの砂や芝を振り落とすことができます。
靴が脱ぎ履きしやすくなる
キャンプ靴、アウトドアシューズ等は、紐をきつく結んで足にフィットするように履くと思います。
そんな靴を立ったままで脱ぐのは大変です。
かといって、テント内に座って脱ぐと、はじめに脱いだ方の足の置き場に困ってしまいます。
脚が汚れないように、脱いだ足を脱いだ靴の上に置くと、靴の表面についていた汚れが靴下に付着しちゃいます。
また、靴の上に置いてあった脚が滑って地面に付いてしまうこともあります。
そうなると、さらに芝が付着しちゃったりして、もうひと手間増えてしまいます。
ソロ用のテントでも、ドーム型テントでも、ツールームテントのインナーテントでも、靴を脱いで上がる時はどれも同じ。
テントに上る前にすのこがあれば、足置き場として、砂を落とす場所として、便利に使えると思います。
雨の日のキャンプ
これは雨の日のキャンプでも同じことが言えて、靴を脱ぐ時に濡れたままの足をテント内に入れたくないですよね。
とりあえずテントの中に腰掛けて、靴を脱いだとします。
脱いだ足には濡れた靴下。
もう片方の靴を脱いでいる間、その足をすのこの上に置いておけば、土で汚れてしまうこともありません。
あとは靴下を脱いで、濡れた足を拭くことができれば、テント内で快適に過ごすことができます。
雨の日も靴の脱着、または足を拭く時に、すのこを作業場にできれば助かります。
アウトドアブランドのスノコ
出典:楽天
アウトドアブランドが出しているすのこって、いわゆる太い木の角材の上に薄い木の板を打ち付けた、昔からあるものじゃないんです。
アルミなどの軽くて丈夫な素材で出来ていて、コンパクトに折りたためて運べるようになっています。
テントの入り口だけではなく、屋外で着替えをするときに(例えば SUPやサーフィン後の着替えなど)あれば便利だし、全く違う使い方でパソコンの下に敷いて熱対策している人もいます。
木製のすのこは、雨が降れば水が浸みこんじゃって大変、そのまま放置していたら、カビが発生しちゃうかも・・・。
アウトドア用のすのこなら、水に濡れてもさっと一拭き!
値段もあまり高くなくてお手頃です。
キャンプにおすすめのアウトドアブランドのすのこ
ロゴス アルミスノコ
出典:楽天
ロゴスが販売しているアルミスノコは、重さ0.6kg。
使用サイズが約幅41.5×奥行35.5×厚さ1.3cm、収納サイズが約幅41.5×奥行11.5×厚さ4cmです。
靴を脱ぐには、大人1人でちょうどいいぐらいの程よい大きさです。
子供なら、座って靴を脱いでも大丈夫。
スノコの上に立って、着替えをするような使い方となると、ちょっと狭そうですね。
収納袋は付いていないようです。
ロゴス アルミスノコ スペック
- 使用サイズ:(約)幅41.5×奥行35.5×厚さ1.3cm
- 収納サイズ:(約)幅41.5×奥行11.5×厚さ4cm
- 総重量:(約)0.6kg
- 素材:アルミ
Hilander(ハイランダー) アルミすのこ ノーマル
出典:楽天
Hilander(ハイランダー) アルミすのこ ノーマルのサイズは40×29cm。
シルバー・ブラック・木目調の3色から選べます。
奥行が29cmとなので、男の人の足のサイズだと少し小さめかな・・・という気がします。
この大きさだと、子供が座って靴を脱ぐにも、大丈夫かなって思っちゃいますね。
使う時には、ベルトを外して広げるだけなので簡単なので、すぐに準備する事ができます。
収納袋も付いているのも嬉しいですね。
サイズが、80×29cmのロングタイプもあります。
ハイランダー アルミすのこ ノーマル スペック
- サイズ:40×29cm
- 材質:アルミニウム
キャプテンスタッグ アウトドア ボード
出典:楽天
キャンプテンスタッグのアウトドアボードは、スノコ専用という商品ではなく、キャンプ中のテーブルの天板にしたり、ラックや 棚のボード、またはスノコみたいに足場にしたりと、使い方は自由なんです。
しかし、素材は木製。アルミなどの金属製なら、雨の日も使いやすいと紹介することができたんですが・・・。
しかしこのアウトドアボードの良い点は、サイズが大きめだということ。
サイズは 約幅89×奥行41×高さ3.5(cm)となっているので、既に紹介しいているスノコよりも大きいんです。
幅にしたら倍以上の長さがあるので、ファミリーキャンプとかでは使いやすいと思います。
ちなみに折りたたみはできないようなので、そのままのサイズで持ち運ぶ必要があります。
キャプテンスタッグ アウトドア ボード スペック
- サイズ:約幅89×奥行41×高さ3.5(cm)
- 重量:約 2.7kg
- 材質:天然木(表面加工・オイルステイン)
まとめ
キャンプにすのこがあれば、とても便利に使えます。
どうしても必要だという道具ではないのですが、テント内を快適に保つ為には、すのこがあった方が良いと思います。
すのこにはアルミなどの金属製、または木製のものがあります。
雨や露など、濡れることが多いキャンプでは、できれば金属製の方が手入れが楽だと思います。
また折り畳めるものなら、移動中もスペースをとらなくてもいいというのが助かります。
って言いながら、実は我が家は、木製のスノコを焦げ茶に撥水の塗料で塗装した物を使っております。
しかも折り畳めないんです。
でもこれが、すぐ壊れるかなと思っていたのですが何気に長持ちしています。
なので、もし壊れた時は、ハイランダーを第一候補で考えようと思います。
スノコって、地味な存在だし使用頻度も少ないし、無くても大して困らないですが、あればちょっとした事(テント内に汚れを持ち込まない)なんですが助かります。
清潔なテント内を保つため、後々のテント内の掃除を簡単に済ます為に、必要ないなんて言わないでお一ついかがですか?
汚れたテント内は掃除機でキレイにしましょう。
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