先日の冬キャンプ前に、カセットガスストーブをもう1台買っておいた方が良いと思ったんです。
カセットガスストーブって、屋外で使ったらあまり火力が感じられないですよね。
テント内など囲われた空間があれば、温かくなりますが、外ではヒーターの近くでないと温かくないんです。
多分、50cm〜1mぐらいの距離でないと温かく感じれないと思います。
そんな事で、僕自身の分はあるので大丈夫なんですが、一緒に行く友達の分もあった方が良いかなと、考えてしまいました。
以前から使っているカリフォルニアパティオのカセットガスヒーターは、見た目がオシャレなので気に入っています。
今回もカリフォルニアパティオを購入しようと思ったのですが、楽天市場で検索してもAmazonで検索しても1件もヒットしませんでした。
その時は、発売が僕の思っていた時期より遅かったのか、販売中止になっているのか判断がつきませんでした。(現在は新バージョンが販売されています)
カリフォルニアパティオは販売されてなかったのですが、「カセットガスストーブ」と検索すると、同じようなデザインのストーブが何件も出てきました。
どうもよく見てみると、ブランド名が書かれていないようです。
しかもどのお店も、値段はマチマチなのですが、同じ商品っぽいんです。
選択肢は、家庭用のカセットガスストーブを買うか、この楽天やAmazonで売っているこのカセットガスストーブを買うかです。
楽天やAmazonで検索にヒットする、このカセットガスストーブは安くて魅力的でした。
しかもカラーバリエーションも豊富で、機能的にも良さげでした。
そんな事で今回は、この安いカセットガスストーブを購入したのでレビューしたいと思います。
目次
冬キャンプにカセットガスストーブは使えるのかレビュー!
楽天で購入したカセットガスストーブ
出典:楽天
楽天市場やAmazonで「カセットガスストーブ」と検索すると同じようなデザインの物が沢山出てきます。
特にブランド名は書かれていないようでした。
それでも、低価格で購入できる唯一のカセットガスストーブだったんです。
このストーブ、確かに見た目はオシャレとは言い切れないと思いますが、ヒーター部分が90度上を向く事ができ、付属のゴトクを置くことによってケトルのお湯などを温める事ができちゃうんです。
複数のお店で取り扱っていましたが、中でも欲しかったホワイトがすぐに買える所を選びました。
その他、人気のある色は入荷待ちになっていたりと、意外に売れている様子です。
カセットガスヒーターを開封レビュー
このカセットガスヒーターは、ヒーター部分が上を向いた状態でダンボール箱に入って届きます。
そうなんです。
90度上を向いた状態でも、使う事が出来るんです。
付属のゴトクを本体の金属枠の上に乗せれば、ケトルなどを使ってお湯を沸かしたりする事ができちゃうんです。
カリフォルニアパティオでも、持ち手を支えにして上を向かす事ができると以前は説明があったのですが、今はそのような使い方は禁止されています。
他の機種ではどうかわかりませんが、コンロのような使い方ができるのは、このシリーズだけではないかなと思います。
ちなみに、耐荷重は1kgなので、あまり多くのお湯を沸かす事は出来なそうです。
とりあえず、安い商品だったので、キズがないか一通りチェックしてみます。
かなりの低価格なので、キズや汚れがいくつかある事は覚悟していたのですが、思いの外少なく、たった1ヶ所だけちょっとだけ汚れがついているだけでした。
カセットボンベの固定
カセットボンベは、よくあるカセットガスコンロなどと同じで、本体の後ろにあるフタを開けてセットします。
その時、カセットボンベの切り込み位置を合わせてセットする必要があります。
そのあと調整スイッチの隣にあるボンベロックレバーを下げれば取り付けする事ができます。
取り外す時は、その逆ですよね。
良くあるタイプなので、難しいものではありませんでした。
点火
このカセットガスヒーターは、調整スイッチで火力の調節をする事ができます。
そしてその調整スイッチを1番下まで回す事によります点火もする事ができます。
ただ、カリフォルニアパティオとは違って、点火の際は補助リングを引っ張る必要があります。
本体に付いているほじょを引っ張りながら、調整スイッチを回すことにより点火する事ができます。
この補助リングを引っ張っるという作業になるので、必然的に両手を使わなければなりません。
少し面倒な気もしましたが、子供がいる家庭ではチャイルドロックとしての役割になりそうなので、よくよく考えたらこの補助リングがあったほうが良いと思もいました。
。。。
写真を撮りながら、本体を触っていたら、塗料が剥がれたのか、指先に白い粉のような汚れが付きました。
どこがで削れたのか、元々付着していた汚れかわかりません。
安いカセットヒーターなので、気にしてたらキリがないですよね。
とりあえず1度点火をしてみます。
レビューには、点火し難いと書いてあったので、試してみることにしました。
カチッカチッと、1回では点火しませんでしたが、2回目で点火しました。
予想外の点火の良さに少し驚きました。
これについては個体差なのか、外気温などの影響のせいかはわかりませんが、今回は室内ですぐて点火できました。
角度調整
90度上を向いた状態でゴトクを乗せてお湯を沸かす事ができますが、本来の使い方はヒーターです。
正面を向いてくれなければ、ヒーターの意味がないですよね。
角度を変更する為には、本体横にあるボタンを押し込んでする必要があります。
ボタンと言っても、むき出しの金具なんですが、このボタンを押し込んで、今入っている穴とは違う穴に入れるようになります。
穴はもう1ヶ所しかないので、このカセットガスヒーターは、正面を向くか上を向くかの2通りの角度しか変更できません。
ボタンを押し込み、本体のヒーター部分を起こすように正面を向かせて、ボタンを穴に入れます。
これって初期不良?ヒーター部分の金属枠
ヒーター部分は、金属製の枠がはめられています。
今までずっとカセットガスストーブの写真を撮っていましたが、何かがおかしいんです。
よく見てみると、ヒーター部分の金属製の金具が波打っているじゃないですか!
それも通常じゃ考えられないほど波打っているんです。
横から見てみても、明らかにおかしいですよね。
ヒーターとしてだけの使い方だけなら、見た目を我慢すれば使えない事も無いと思います。
しかし、ヒーター部分を上向きにして、ゴトクを置いた時に、波打っている網の上では、ゴトクが平行にならないと思います。
これだと上にケトルを置いたら、滑り落ちてしまうかも知れません。
これは、何かの力が加わって曲がってしまったんでしょうか??
一旦、本体から金属製の枠を外してみます。
。。。って、どうやら横枠の8本の金具の長さが違い、それを溶接してあるので、片側だけ縦枠が斜めになってしまっているようです。
長さが違うもので長方形の枠を作っているので、歪な形になってしまっています。
これを無理やりハメ込んでいるので、それは波打ちますよね。
これって、初期不良ですよね。
問い合わせをしてみる
購入した楽天のショップに問い合わせしてみました。
怒っているという訳ではなく、単に「初期不良なのでパーツだけでも交換できますか〜?」という感じの内容で書きました。
本体に取り付けてあるものなので、交換用のパーツは無いとは思いますが念のためです。
写真を添付して、初期不良だとわかるようにしておきました。
そしてメールを出した次の日に返ってきた答えは、「当社は、購入後1週間以内の初期不良の対応をしています。通常では1週間を過ぎた商品の対応はしかねますが、今回は特別に送料込みで1,180円で交換用の枠を送付します」
うん、確かに次のキャンプまで日にちがあったので、2週間ぐらいダンボールのまま置きっ放しでした。
すぐにダンボールから開けて確認しなかった僕がいけないんですが。。。どうやら時間が経ってしまっているので初期不良には当たらないようなんです。。。
そして2日後に迫っているキャンプに持って行きたいということもあり、とりあえずお金を払って交換用の金属枠を送ってもらう事にしました。
色々言いたい事もありましたが、仕方ありません。
しかし、キャンプには間に合わないので、波打った金属枠のまま持っていくことにしました。
冬キャンプでレビュー
日中10℃ぐらい、最低気温が4℃ぐらいまで下がる予想がある12月の日に、キャンプ場で使ってみました。
テント内での使用は禁止されていますが、テストの為にちょっと点火してみます。
テント内では、暖房器具は他に使っていない状態だったので、約11℃ぐらいです。
点火は、やはり2〜3回調節スイッチを回すことで点火できました。
これで、しばらく置いてテント内の温度が上がるか確認しようと思ったのですが、次に確認した時には、火が消えていました。
換気をして、もう1度試してみましたが、また気がつくと火が消えていました。
これは外気温が低い為か、ドロップダウンを起こして火力が弱まり消えてしまったんだと思います。
ドロップダウンは、気温が20℃以下で起こるというので、室温が11℃ではあり得ることですよね。
この日は、アウトドア用のパワーガスのボンベも持ち合わせがありませんでした。
このカセットガスヒーター自体に、寒さ対策になる機能が付いて無いのも、原因の1つかも知れません。
カリフォルニアパティオでは、ドロップダウンしにくくする為に、カセットボンベを温めるヒートパネルやジェネレーター機能が付いています。
今回購入したものには、そのような説明がなかったので、多分無いんだと思います。
気温が20℃近くになれば、火力が弱まったり消えることはありませんでした。
しかし、たまに「ボッボッボッボッボッボッボッボッボッボッ」と、不安定な感じで燃焼していたのが気になります。
という訳で、アウトドア用のカセットガスヒーターとなっていますが、気温が20℃を下回る冬キャンプでは、少し役に立ちづらいかなと思いました。
交換用の枠
キャンプから帰ってきてから、交換用の金属枠が代引きで届きました。
と、その1日後にもう1つ封筒が届きました。
初めに届いた封筒も開封してなかったで、何が届いたのか不思議に思いながらも開封してみました。
初めに届いた代引きの封筒には、もちろん金属枠が入っているはずです。
中に入っていたのは、本体に取り付けられた金属製の四角い枠ではなく、その上に置く丸いゴトクでした。
そして、もう1つ届いた封筒を開けてみると、
何と、またまた丸いゴトクが届いていたんです。
交換して欲しかった四角い金属製の枠ではなく、間違っている部品が2つもです。
慌てて購入店に電話してみたら、とても腰の低い対応で、レビューに書かれていた高圧的な感じではありませんでした。
電話しているこちらが悪く思ってしまうような、気持ちの良い対応をしてもらいました。
そして改めて、金属製の四角い枠を送っていただきました。
間違って届いたゴトクは、返却しなくても良いようです。
これで、我が家にはカセットガスヒーター用のゴトクが全部で3つになりました(笑)
並べてみると、まるでミステリーサークルのようですね。
カセットガスヒーター スペック
サイズ(約) | 高さ270mm×幅285mm×奥行240mm |
重量(約) | 2200g |
最大熱量 | 1.3kw |
連続燃焼時間(約) | 3~4時間 |
燃料 | ガスボンベ(液化ブタン/250gサイズ) |
用途 | 屋外用 |
カラー | ブラック、レッド、ネイビー、ホワイト、オレンジ |
まとめ
楽天市場で購入できる安いカセットガスヒーターをレビューしました。
このカセットガスヒーターのブランド名を販売店に聞いたところ、中国からの輸入品でノーブランド商品のようです。
その為安く販売できるんでしょうね。
今回、このノーブランドのカセットガスヒーターを使ってみて、やっぱり冬キャンプには向かないと思いました。
秋キャンプでは、まだ使えると思いますが、実際どうなんでしょう。
寒い時には、パワーガスを使ってみたい気もしますが、市販のガスボンベ(液化ブタンガス250g)だけの使用に限られているようです。
プロパンが含まれるパワーガスは、使ってはダメなようです。
寒い時期に使わず、初期不良もあるかもしれないのは覚悟の上なら、安いカセットガスヒーターでも良いかも知れません。
そして、購入後は早めにチェックしておきましょう!
僕のように置きっぱなしだと痛い目を見ることになっちゃうかも!
おしゃれなカセットガスヒーターのカリフォルニアパティオに新色が登場していました。
カリフォルニアパティオの使いここちはこんな感じ!
カリフォルニアパティオの新色は良い感じ!
カセットガスヒーターに迷ったらこちら。
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