フィールドラックがあると、キャンプでは何かと便利に使えます。
キャンプ道具を整理でき、持っているアイテムを並べた時に、どこに何があるか一目瞭然。
収納ケースや袋の中にしまってあるアイテムをいちいち探さなくても、パッと手を伸ばせばすぐに使えるようになります。
そして何よりのメリットは、オシャレっぽく見えること。
キッチン関係のアイテムだったり、ランタンだったり、ちょっと並べてみるだけで、それっぽく見えるのが良いところ。
でも、アイテム同士を隙間なくキツキツに並べたり、飲みかけのコップや丸めたティッシュなどを置いてしまってはダメなんです。
(よくやっちゃうんですよね)
雑は雑でもちょっと意識してアイテムを並べておくと、良い感じの雰囲気がでちゃうんです。
それを見ると、フィールドラックがあると無いとでは、キャンプサイトの雰囲気が大きく変わってくると思うんです。
僕がそう思ったのは、HIBARIのフィールドラックをキャンプに導入してからです。
以前、フィールドラックを買おうと思い、3つのメーカーで比較した事があります。
その中で、値段的にも機能的にも良さそうだったのが、HIBARIのフィールドラックなんです。
今回は、HIBARIのフィールドラックをキャンプで何度か使った使い心地などをレビューをしたいと思います。
目次
HIBARIのフィールドラックをレビュー!
フィールドラックと言えば?
出典:楽天
キャンプで使うフィールドラックと言えば、1番に思い浮かべるのはユニフレームだと思います。
キャンプでのトップブランドでもあるユニフレームのフィールドラックを購入しておけば、使い勝手において何も不満は無いハズ。
しかし、僕にとってはちょっと値段が高く感じてしまうんです・・・。
せっかくフィールドラックを使うんだったら、何個か重ねて使いたいですよね。
そうなると、フィールドラックは複数必要になります。
最低でも2個、場合によっては3個重ねたり、または横に並べて棚を2列作れば4個必要になります。
複数個必要になるなら、1個あたりの値段を抑えないと、合計金額が高くなってしまいます。
出典:楽天(キャンピングムーン)
そこで、ユニフレームよりも安価でコスパが良いフィールドラックに、キャンピングムーンとHIBARIがありました。
キャンピングムーンは、数年前からキャンプ関連のギアを販売しているので、知っている人が多いブランドだと思います。
知名度がそこそこあるので、品質や保証などのことも考えると、選んでも良さそうです。
出典:Yahoo!ショッピング(HIBARI)
一方、HIBARIは、正直僕は知らないブランドでした。
ではなぜ僕が、HIBARIのフィールドラックを購入したかというと、やっぱり値段が安い事。
そして厚みが1cmと薄く、重量もユニフレームの次に軽い事。
(ユニフレームが約1.7kg、HIBARIが約1.8kg、キャンピングムーンが約2.3kg)
さらには、天板が付属しているというポイントも捨て難い理由の1つでした。
という事で、まずはフィールドラック2台と天板が1枚、そして収納ケースがセットになっている物を購入しました。
収納ケース
付属の収納ケースには、フィールドラック2台と天板が1枚収納する事ができます。
サイズは62×37×9(厚さ)cm、フィールドラックの天板部分よりも1周り大きいくなっています。
素材は900Dのバリスティックポリエステルで、クッション性があり、収納した本体をキズなどからしっかり保護してくれそうです。
正面にへ、HIBARIのロゴが入ったレザープレートがあります。
そこにはサーカスのテントっぽいシルエットがあり、ちょっと可愛らしい感じがします。
そのロゴプレートの下には、メッシュポケットが付いているので、小物を収納しておけそうです。
ただしっかり口が閉じないので重量があるものだと、横にして時に飛び出してしまいます。
実際に、S字フックを入れていおたのですが、収納ケースをポンって置いたら、すぐに飛び出してきてしまいました。
入口部分はバックルで留められるようになっていて、移動中にフィールドラックが飛び出してしまうような心配もありません。
収納ケースの中は真ん中に仕切りがあり、2部屋になっています。
今回のセットでは、フィールドラック1台、フィールドラック1台と天板という分け方で送られてきました。
フィールドラック4台が収納できるようなので、フィールドラック2台のセットではそこそこ余裕がある感じです。
ただ現在販売されているセットは、全て収納ケース付きです。
フィールドラック4台を収納できても、収納ケースが1つ余ってしまうようになります。
フィールドラックが単体で購入できれば、様々なシュチュエーションに対応出来る様になるのでメーカーに期待したいと思います。
厚み
HIBARIのフィールドラックの厚みは1cmとかなり薄くなっています。
これは元祖ユニフレームのフィールドラックと同じで、とても薄いんです。
実際に見てみると、薄くてスマートな感じ。
とてもスッキリと見えるし、使い勝手良さそうです。
多分、厚みによってフィールドラック本体の重量にも影響があると思います。
ユニフレームとHIBARIでは、1.7kg、1.8kgと軽量ですが、2.5cmの厚みがあるキャンピングムーンでは重量が2.3kgとなっています。
実際にHIBARIでは2台分の約3.6kgと天板を合わせた物を運びましたが、そんなに重たくありませんでした。
組み立て
HIBARIのフィールドラックの組み立ては、折りたたまれている脚を起こし、脚の中央部分の天板側にある出っ張りを、天井部分に引っ掛ける事を左右行えば完成です。
組み立てるときは、テーブルの上などに置いた方がやりやすいと思いますが、テーブルがない時は反対側を下にして固定してやると、やりやすいと思います。
力はそこまで必要ではなく、簡単に引っ掛ける事ができます。
友人は、キャンピングムーンのフィールドラックを購入したようで、組み立ては同じような感じらしいです。
しかし引っ掛ける作業は、硬くて凄く疲れると言っていました。
それを聞くと、HIBARIのフィールドラックは、比較的簡単に組み立てができるのかもしれません。
とは言え、もしかしたら女性の方には大変に感じてしまう恐れもあります。
また指を挟んでしまう事もあるかもしれないので、グローブをしておくと安心です。
細かな作業ができるスワニーのElmerJoyというグローブがあれば、安全に作業ができると思います。
天板
HIBARIのフィールドラックの天板は、材質の記載はなかったのですが、見た目は竹の集成材のような感じです。
左下にHIBARIのロゴマークが入り、可愛らしさも感じられるようになっています。
僕が使っていて良いと思ったのは、やはり黒いフレームとのコントラスト。
これがあると、オシャレ感がよりアップするように思えます。
また、コップやシェラカップなど比較的小さなものを置いた時、網目の隙間で傾いてしまうような事がないので、使いやすさもアップします。
天板は、フィールドラックの天板部分に隙間なくピッタリとはまるのでなく、少し余裕がある感じです。
その隙間にS字フックなどをかける事ができるので、天板があっても邪魔になるような事はありません。
僕の場合は、ヘリノックスのテーブルサイドストレージS用のインナーを調味料ケースとして使い、フィールドラックに吊り下げて使いました。
しっかり固定する為にはちょっと工夫も必要でしたが、いい感じに取り付ける事ができたと思います。
2段に重ねる
今回購入したHIBARIのフィールドラックは、本体2台と天板がセットになったものでした。
重ねて使うと、もちろん2段になりますよね。
折り畳まれた脚部を広げて1台を地面に置き、その上にもう1台重ねるのですが、これがピッタリと合わないと時間がかかってしまい手間になってしまうと思うんです。
HIBARIのフィールドラックの場合は、そこそこ良い感じで上に置く事ができます。
1回でそのまま載せることができる時もあるし、脚部をちょっと調整してハメてあげる時もあります。
それでも比較的簡単に重ねる事ができるのは、ストレスを感じる事も無いので良いと思います。
下段
下の段のフィールドラックは、22〜23cmぐらいになると思います。
そこにシェラカップをぶら下げてみると、地面から数センチ隙間ができていました。
草原のキャンプ場では分かりませんが、地面に触れる事もなく比較的清潔に使えるのが良いと思いました。
洗って濡れたシェラカップも乾かす事ができるので、棚としての使い方だけではないのが良いところの1つだと思います。
フィールドラックにぶら下げているとかの問題ではなく、キャンプ場では虫はどこにでもいるので、もしかしたら剥き出しになってぶら下がっているシェラカップに止まることもあると思います。
まあ、それは仕方がない事と諦めるしかありません(笑)
シェラカップに限らず、何かしら引っ掛けて使う事ができるのはとても便利だと思います。
HIBARI フィールドラック スペック
サイズ | 約60x35x23(h)cm |
収納サイズ | 約60x35x1(厚さ)cm |
重量 | 約1.8kg |
分散耐荷重 | 約30kg |
材質 | 鉄・カチオンメッキ |
まとめ
今回はHIBARIのフィールドラックをレビューしました。
数年前は、コーナンの木製3段ラック(コーナンラック)が流行り、僕も取り入れましたが、グラグラとして安定感がありませんでした。
その為、数回使ってからは全く出番がなくなっていました。
しかし今回HIBARIのフィールドラックを使ってみて、コーナンラックのような不安定さはなく、とても使いやすかったです。
もちろん地面の状況により、天板に傾斜が付いてしまう事は仕方ありません。
フィールドラック本体が揺れたり、たわむ事はないように感じたので、僕的には凄く好印象です。
何より、サイトの見た目が良くなるという部分で、フィールドラックは影響力があると思います。
何をどんな風に並べるかという事も関係してくるとは思いますが、今までよりは格段に見栄えが良くなったと感じます。
本家のユニフレームのフィールドラックよりも値段的には安く、コスパに優れるキャンピングムーンよりも機能性がありそうなHIBARIのフィールドラックはおすすめです。
ただ現在、在庫が切れているようです(2021.9.30現在)
このような事もあるので、欲しい方は在庫がある時に買っておきましょう!
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