キャンプには折りたたみが出来るクーラーボックスが1つは欲しいですよね。
ハードのクーラーボックスに比べて、保冷力が弱いから長く入れておくことはできませんが、ドリンクやその日に使う食材などを入れておけば何かと便利なんです。
使い終わったら折りたたんで、コンパクトに収納しておけるクーラーボックスは、メインで使うクーラーボックスのサブとして活躍します。
そんな折りたたみが出来るクーラーボックスの中に、フタの上部にドリンクが置けるようになっているタイプのものがあるって知っていましたか?
一石二鳥と言って良いかわかりませんが、普段クーラーボックスとしてドリンクを冷やし、そのドリンクを飲む時には上に置いておけたり、普通のクーラーボックスには無い機能が付いている物って、案外役に立つと思います。
そんなわけで、折りたたみが出来るクーラーボックスの中で、他にも便利な使い方が出来る物を探してみました。
折りたたみが出来るクーラーボックスといえば、ソフトクーラーボックスを思い浮かべると思いますが、今回は他の素材の物も合わせて紹介します。
キャンプに折りたためるクーラーボックスを持っていく理由
キャンプといえば、自然に囲まれた中で過ごす贅沢な時間を楽しむことを目的に行く方も多いと思います。もちろん持っていくキャンプ道具は、快適に過ごす為のもの。
クーラーボックスはそんな快適に過ごすために必須アイテムの1つです。
折りたためるクーラーボックスは、持ち運びが簡単です。普通のハードクーラーボックスは大きくて重たく、持ち運びが大変ですよね。
僕は45QTのハードクーラーボックスを持っていますが、中身を入れなくても、本体だけでかなりの重量があるんです。
それを2階から車まで運ぶのも一苦労。階段の横幅いっぱいになってしまうクーラーボックスを、壁にぶつけないようにゆっくり下っていくから、神経を使うしその重量を支えている時間で疲れてしまいます。
折りたためるクーラーボックスはコンパクトに折りたためるし、重量もそこまでありません。
車に積んだり、持ち運んだりするのが楽になります。特にキャンプ終了時に、食材がなくなったクーラーボックスを折りたたんでコンパクトにできるのが良いですよね。
帰宅時は、車のラゲッジスペースは、行きの時より煩雑になりがちです。荷物で溢れかえった荷台に詰め込む時にも、たたんで小さくできるのはメリットです。
そう考えると、キャンプだけではなく、デイキャンプやバーベキュー、普段の買い物にも活躍しそうです。
さらに、折りたためるクーラーボックスは、収納時に場所を取らないため、自宅の倉庫やクローゼットに置いておいても場所を大きくとりません。
・重量が軽くコンパクトになるので持ち運びやすい
・キャンプからの帰宅時に荷物を小さくできる
・使わない時にコンパクトにしまっておける
折りたためるクーラーボックスのデメリット
折りたためるクーラーボックスには、メリットだけではなくデメリットもあります。
以下に、考えられるデメリットを挙げてみたいと思います。
まず、キャンプに持ってく一般的なハードクーラーボックスと、比べると保冷力が低いことが考えられます。
折りたためるクーラーボックスは、コンパクトに収納できるため、壁面や底面、蓋にそれほど厚い断熱材を使用していません。
ハードクーラーボックスは、断熱材を厚くし保冷力を高めています。
しかり折りたためるクーラーボックスでは、折りたためる必要があるため、そこまで厚い断熱材を使用することができません。
キャンプで食材を長時間冷やす必要がある時には、保冷力の持続が不十分になってしまう可能性があります。
また、折りたためるクーラーボックスは、耐久性が低いこともあります。
折りたたみ式という構造上、一般的なハードクーラーボックスよりも弱い部分があったり、そもそも柔らかい素材で作られていることがあります。
長期間使用したり、雑に扱ったり、または荷物の重量によっては破損してしまう可能性も考えられます。
さらに、折りたためるクーラーボックスには、あまり大容量という商品がないように見受けられます。
ほとんどの商品は容量がそれほど大きくないので、大人数でのキャンプや長期間の滞在には向いていないでしょう。
ファミキャンやグルキャンなどで食材や飲み物をたくさん持っていく場合は、容量の大きいハードクーラーボックスを選ぶ方が良さそうです。
・保冷力が低い
・耐久性が低い
・容量が大きくない
折りたためるクーラーボックスはどんな人におすすめ?
折りたためるクーラーボックスは、持ち運びや収納に便利だし、容量が大きくないことを考えるとソロキャンパーさんにおすすめです。
ソロキャンプでは、そもそも1人で手軽にキャンプに行きたいと考える人が多いと思われるので、コンパクトにたためるクーラーボックスはかなり良いアイテムではないでしょうか。
または、キャンプ初心者の方にもおすすめです。
キャンプ初心者の方は、初めてのキャンプで張り切って、必様々なアイテムを揃えてしまったりします。そうなると当然、荷物が多くなってしまいます。
そんな時に、折りたためるクーラーボックスなら収納場所を取らないので、持ち運びにも便利です。
逆に、初心者だから、キャンプにハマるか分からないから、道具を沢山買い揃えるのに躊躇しちゃっているような方にもおすすめです。
もしキャンプにハマらなかったら、せっかくかった大きなハードクーラーの処分はどうしよう・・・ってことにもなりかねませんよね。
折りたためるクーラーボックスだったら、キャンプ以外のイベントにも気軽に使えるし、その為に常備しておいてもいいのではないでしょうか?
例えば、海水浴やバーベキュー、ピクニックやデイキャンプ、はたまた子供の運動会などでも活躍します。
その他に、2つ目のサブ的なクーラーボックスとしてもおすすめです。
デメリットでみたように、保冷力と容量が多くないことから、キャンプ初日に消費する食材やドリンクを冷やしておくのに活躍しそうです。
これらのことから、デメリットがメリットとして使える方に、折りたためるクーラーボックスはおすすめできます。
- ソロキャンプやデュオに
- 初心者の方
- 2つの目のサブ的なクーラーボックスとして
折りたたみが出来るクーラーボックスおすすめ5選
KELTY(ケルティ)フォールディング・クーラー
出典:Amazon
KELTY(ケルティ)と言えば、アメリカの有名なアウトドアブランドですよね。
そのKELTY(ケルティ)から販売されている、折りたたみが出来るクーラーボックスは、セミハードの物なんです。
本体の底面とフタにあたる上部部分が、しっかりとした素材になっているので、とても使いやすいんです。
フタ部分には、ドリンクホルダーが付いていて、クーラーボックスの容量によって数が違ってきます。
容量が17リットルのスモールでは、ドリンクホルダーが2つ。
容量が27リットルのミディアムでは、4つのドリンクホルダー。
容量55リットルのラージでも、ミディアムと同じ4つのドリンクホルダーが付いています。
もちろん、そのままの状態でテーブルのようにして使う事もできますし、折りたたんだ状態でも使うことができます。
クーラーボックスとしても、ドリンクホルダー付きのテーブルとしても使う事ができるなんて、やっぱり一石二鳥?
さらに何故かクージーが付属されているので、ドリンクからの水滴が垂れる事がないというのも嬉しいですよね。
デザインもブルーがアクセントになっていてとてもオシャレなんです。
ケルティの折りたたみクーラーボックスは、見た目もテーブルとして使える機能も良いですよね。
KELTY(ケルティ)フォールディング・クーラー スペック
サイズ | 容量 | 重量 | |
S | 42×24×31cm | 17L | 2.0kg |
M | 49×27×35cm | 27L | 2.7kg |
L | 58×33×37cm | 55L | 2.49kg |
素材:ボディ生地 | 330Dポリエステルリップストップ、600Dポリエステル |
断熱材 | 12mm PEフォーム |
キャプテンスタッグ スーパーコールド クーラーバッグ
出典:Amazon
キャプテンスタッグにも折りたたみが出来るクーラーボックスがあったんです。
しかもブラックカラーのクーラーボックスは、超カッコいいんです。
底面とフタ部分には、EVAとPVCの圧着した素材を使用しているので、しっかりとしていてドリンクを置いても大丈夫なんです。
重たいドリンクをフタに置いてしまったら、本体が潰れてしまうと思ってしまいますが、中に補強板があるから大丈夫なんです。
ドリンクホルダーは、ケルティのクーラーボックス程深くちゃんとしたものではありませんが2ヶ所あります。
やはりテーブルとしても使うことができるので、こちらも一石二鳥なんですかね??
保冷剤を入れて置けるメッシュポケットも付いているので、使いやすそうです。
同じシリーズでホワイトもありますが、そちらもオシャレでおすすめです。
キャプテンスタッグ スーパーコールド クーラーバッグ スペック
サイズ(約) | W380×D290×H290mm |
収納サイズ(約) | W380×D290×H130mm |
重量(約) | 25L |
材質:上部・底部 | EVA+PVC圧着 |
材質:本体生地 | EVA |
材質:断熱材 | ウレタンフォーム・アルミ蒸着 |
ALLCAMP クーラーバッグ
出典:Amazon
ALLCAMPのクーラーバッグも上部にドリンクホルダーが2つ付いていて、キャンプに持って行きたくなるようなデザインをしています。
表面の素材は、600Dのオックスフォード生地を使用しているので、その素材感がクーラーボックスっぽくなくてオシャレですよね。
そしてフロントポケットやサイドポケットなど、小物を入れる事が出来る場所が多いのが便利に使えそうです。
保冷力はわかりませんが、Amazonのレビュー評価は高くなっています。
ロゴスの氷点下パックも入るようなので、合わせて使えば、キャンプに限らずデイキャンプやバーベキュー、運動会などでも活躍しそうです。
ALLCAMPの折りたたみが出来るクーラーバッグも、テーブルとして使えるのでおすすめです。
ALLCAMPクーラーボックス スペック
サイズ | 幅35×奥行24×高さ27cm |
収納サイズ | 幅37×奥行27×高さ12cm |
重量 | 約800g |
容量 | 約22L(500mlのペットボトルなら15本) |
材質:表生地 | 600 x 300Dポリエステル |
材質:内張 | PEVA断熱 |
材質:中層 | EPE |
ロゴスの氷点下パックについてレビューしています。
気になる方は、こちらもどうぞ。
フリップボックス 折りたたみ クーラーボックス
出典:Amazon
強度の高い発砲ポリプロピレンを使用した、ハードでもないソフトでもないクーラーボックスです。
このクーラーボックスが良いのは、スタッキング可能なところです。
食材やドリンクなどをいくつかのクーラーボックスで分け、スタッキングしておけば、使いやすくて良さそうです。
しかも、中身が空いたら折りたたんでおけば良いんです。
コンパクトに収納でき、重量も約440gと軽く取り扱いしやすくなっています。
そして、保冷だけではなく保温も出来るというのが良いですよね。
カラーバリエーションが豊富なので、色ごとに中身を分けて入れるのが良さそうです。
1つだけじゃなく、2つ3つと欲しくなるクーラーボックスです。
フリップボックス クーラーボックス スペック
サイズ | 400×400×220mm |
折りたたみ時の高さ | 84mm |
内寸 | 360×360×180mm |
重量 | 約440g |
容量 | 23L |
耐荷重 | 15kgまで |
素材 | 発泡ポリプロピレン |
断熱材厚み | 2.0cm |
耐熱温度 | -20〜100℃まで |
CARRYCOOL 電子式クーラーバッグ
出典:Amazon
CARRYCOOLのクーラーバッグは、一石二鳥というものでは無く、機能が特徴的なんです。
名前にも電子式と書かれている通り、車のシガーソケットから電源を取り、保冷する機能が付いているんです。
保冷能力は、外気温よりも15度低く冷却できるというから、なかなかのものですよね。
ただトートバッグ型のデザインをしているので、キャンプ場に着いてからの取り扱いが難しいかもしれません。
そのままテーブルの上に置くのも。。。ちょっとね。
それでも、キャンプ場に着くギリギリまで冷却して置けるのは良いですよね。
この電子式クーラーバッグも、使用し終わったら折りたたみしておけるので、良いですよね。
CARRYCOOL 電子式クーラーバック スペック
サイズ | W37×D28×H40cm |
折りたたみサイズ | W37×D9.5×H42cm |
重量 | 2.3Kg |
容量 | 28L |
バッグ素材 | ポリエステル |
消費電力 | 37W |
電源電圧 | DC12V |
冷却能力 | 外部温度より最大15℃冷却 |
まとめ
普通のクーラーボックスだと、食材やドリンクを保冷しておくだけの使い方しかできませんよね。
ソフトクーラーボックスのように折りたたみが出来る物でも、やはり保冷しておくのが役割です。
しかしその機能以外の使い方ができるのなら、それは便利だと思いませんか?
ドリンクホルダー付きのものなら、テーブルとしても使えるし、ハードの大きなクーラーボックスと違って持ち運びも簡単にできます。
使い終わったら、折りたたんで車にしまっちゃうだけでは無いんです。
保温もできスタッキングする事ができるタイプも良いですよね。
シガーソケットから冷却できるのも、キャンプでもそれ以外でも使えそうです。
折りたたみができるソフトクーラーボックスを選ぶ時には、プラスアルファの使い方ができる物を選択肢に入れてみませんか?
一石二鳥の使い方ができるクーラーボックスがおすすめです。
おしゃれで、おすすめのソフトクーラーボックスについても書いています。
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アイキャッチ画像 出典:Amazon