とうとうシロクマを、我が家で飼う日がやってきました。
静岡の日本平動物園で見たシロクマを見た時、幼い息子が
「飼いた~い!飼いたい~!」
と、ねだるので、
「シロクマを飼うのは大変なんだよ。大きくて飼う場所も困るし、餌代だってすごいんだから。。。」
と、大人の理由をそのままぶつけ、幼い息子の夢も希望も奪ったあの日。
あれから数年・・・凄く悩んだんですよ。でも、楽天スーパーセールがいけないんです。
子供のシロクマですが、僕にとっては高額な買い物でした。
今回は、初めての購入したノルディスク、初めてコットンテント「ユドゥン5.5」の開封レビューと気になったところを紹介します。
目次
ノルディスク ユドゥン 5.5
出典:Amazon
動物園で見たシロクマとは、ちょっと違うけどこんな日が来ようとは・・・。
幼い息子にシロクマを諦めさせた、あの理由。
形を変えたシロクマだって同じなんです。小さくたってシロクマ。
それに合うように色々買い揃えると、道具に見立てた餌代だってバカになりません・・・。それなのに、後先考えずに『ポチっ』と・・・。
「小さいシロクマ、かわいいから買っちゃった(笑)」と、おちゃらけて言うべきか、それとも「シロクマ買いました!」
と、シンプルかつ、男らしく言うべきか・・・。
ノルデイスク テント選び
シロクマのテント、ノルデイスク。
真っ白なコットンテントで、中にラグを敷きつめゴージャスなイメージ。
冬は薪ストーブをテント内に設置してヌクヌクと、夜はテント内のランタンの明りが外に漏れ幻想的なんです。
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ノルデイスクと言ったら、ベル型の『アスガルド』。
ワンポールテントで、グランピングブームを作ったと言っても過言じゃないと思います。
何より、形がオシャレだと思いませんか?
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とんがりテントでおしゃれな『アルヘイム』。
森林で真っ白い、ティピが並んだ姿は幻想的で憧れちゃいます。
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巨人の家を意味する『ウトガルド』。
個性的な形で、キャンプ場でも目立ちそうですよね。
テント内を2つに区切り、片方を寝室、片方をリビングと使い分ける事ができます。
そんな、ゴージャスなラインナップの中で選んだのが、他のテントより一回り小さい『ユドゥン』。
レトロな雰囲気が漂う、可愛らしいテント。でも、はじめは『アスガルド』と凄く迷ったんです。
だってノルデイスクと言ったら、誰もが頭に浮かぶテントは、ベル型の『アスガルド』ですよね。
前からずっと憧れていたノルデイスクは、やっぱり『アスガルド』なんです。
ワンポールで設営できるポリコットンのテント。
中にはフカフカのラグを敷いて、ゴロゴロしたいですよね。
木製のラックを置いて、ランタンやおしゃれな小物を並べてみたり・・・ね。
フロアマットが異常に高いんです。コールマンのタフワイドドームを、簡単に買うことが出来るぐらい高いんです。
今の僕には、まだそれを買う勇気が出ませんでした。
それと同時に、家族でキャンプに行く時は、スノーピークのトルテュライトがあるので、大きいテントは必要ないんです。
ソロや子供達とキャンプに行くことを想定したら、小さくて設営しやすいテントが良いに決まってます。
・・・なんて理由をつけて、『アスガルド』は諦めました。
本当は、楽天スーパーセールで『ユドゥン』をポチる4時間前まで悩みまくってました(笑)
今更ブログで、ノルディスクのユドゥンを開封レビュー!!
ブログで何人もの方が、開封レビューされています。
せっかくなので、僕もブログでレビューしたいと思います。今更感はありますが・・・。
楽天スーパーセールで思わずポチってしまってから数日後、テントが家に届きました。
ただの段ボール箱なのに、『nordisk』と書かれているだけで気分が高まります(笑)
段ボールを開けビニール袋から、いよいよ取り出します。
収納袋に、大きく書かれたシロクマ・・・とうとう、我が家にシロクマがやって来ました。
憧れのノルディスク、意外にも初期不良が多いと聞きます。
ちょっと不安です。
部屋の中でテントを設営することはできないので、取りあえず内容物に不備はないか確認します。
収納袋から、テントを取り出しテントに包まれている付属品を確認しようとすると、『Don't Worry!』と書かれた物がまりました。
ちょっと不安になっている僕を勇気づけるためなのか、はたまた保証書的な物なのか・・・。
良く見てみると、テントの補修用のシールのような物でした。
破れたりしたところに、シールをはがして貼り付けるようになっています。
大きさは、41.5×29cmです。
これがあれば、いざという時の応急手当になりそうですね。
そして次に取り出したのは、付属のペグです。
V字ペグが18本、丸ペグが11本付いていました。
すべてのペグには『nordisk』の刻印が入っていて、特別感を得る事ができて嬉しいですね。
ただV字ペグは『nordisk』の紐でまとめてあったのに、丸ペグは輪ゴムでした。
買う前にみた写真だと、丸ペグも『nordisk』の紐でまとめられてたと思ったのに。
(たかが紐だけで愚痴って、すいません。。。)
そして気になったのが、使い終わったペグはどうするのかという事です。
絶対、中も外も汚れちゃいますよね。
次に、テントポールです。
このノルディスクの『ユドゥン』は、前後2本のポールでテントを持ち上げます。
まるでタープを張るような感じですね。
地面側になるテントポールの先端は上の写真のようなキャップが付いています。
我が家に届いたポールは、先端のキャップが少し歪になっていて、汚れていました。(まあ、しょうがないか)
ポールは3つに折りたためるようになっています。
もともと短いポールが2本だけなので、そこまで嵩張るようなものでもないですが、コンパクトに収納出来るので良いと思います。
ポールの中には、ワイヤーが通してあるので、3つになってもバラバラにならないので良いですね。
バラバラになっちゃうと、どれがどの部分か分かりずらくなっちゃいますもんね。
もちろん、テントポールをまとめるベルトのバックルにも、シロクマがいます。
自在金具にも、シロクマが付いています。
入り口のチャックにも、シロクマさんがいます・・・細かいですね(笑)
・・・あれ、上の写真のチャックよりちょっと下テントの幕のつなぎ目の所・・・糸が・・・ちょっと荒くないですか?
どう思いますか?雑じゃないですか?
確かに目立つ場所じゃないです。テントの性能自体には影響ないと思いますよ・・・。
都合のいい『海外製』と言う言葉。
自国の製品にも雑な物はあるのに、そんな魔法の言葉で自分を納得させます。
家での点検では全体を見る事ができません。
テントポールのキャップの汚れ、雑な縫製は初期不良には当てはまらないと思うので、結果、「問題なし!」と判断しました。
悪い所はこの際、目をつぶります(笑)
言い忘れてました。
ノルディスクの『ユドゥン』の収納袋は、リュックのように背負うことが出来ます。
重量が13kgなので、手で持つのには多少苦労するかもしれません。
でも背負ってしまえば、楽ではありませんが、女性でも持ち運べると思います。
ノルディスクの『ユドゥン』の試し張り
週末を待って、いよいよ子供のシロクマの散歩に。ノルディスクの『ユドゥン』の試し張りに行ってきました。
いきなりキャンプ場でデビューして、あたふたしない為というのと、ちゃんと張ってみて『ユドゥン』に初期不良が無いか確認するためです。
ノルディスクの『ユドゥン』用のグランドシートは持って無いので、以前購入してあった『ロゴス ぴったりグランドシート』を使用しました。
持っていた『ロゴス ぴったりグランドシート』は、292×292cmで少し大きいけど、折るなどして調整しました。
『ロゴス ぴったりグランドシート』を先に敷き、その上に『ユドゥン』を広げました。
設営方法はYouTubeで観て、それを参考にしました。
『ユドゥン』を広げ、4つの角をペグダウンします。
片方の入り口内にポールを立て、手前にローブを引っ張り、ペグダウン。
反対側も同じようにすると、なんとなく形が見えてきました。
屋根部分の4隅のロープを引っ張り、ペグダウン。
産まれたての、よちよち歩きのシロクマが姿を現しました。
あとは残りの屋根部分のロープをペグダウンすれば、完成です。
初のノルディスクの『ユドゥン』の設営は、時間にしたら20分もかかっていないと思います。
試し張りなので、ペグもしっかり打ち付けていません。
それにしても、シワや弛みが。。。ロープにテンションをかけても取れません。
これは、もう一度YouTubeで勉強しなきゃいけませんね。
正直、2種類のペグの使い所も良く分かっていないので。
ノルディスクのユドゥンをまたまたチェック
晴れの日の午前11時。
テント内は、光が差し込んで優しい感じの明るさです。
テント内のポールは、入口真ん中で天井部分の角を支えています。
外側から見ると、ひさし部分があるので、少し奥まったところにポールがあります。
ただ、このひさしはちょっとしかない為、日よけや雨を避ける事はできません。。。
入り口部分はメッシュになっていて、チャックで真ん中も下側も閉める事が出来ます。
ただ、外側のメッシュではない部分が、真ん中にしかチャックがありません。
下側はチャックが無いので密閉することが出来ず、風が入ってきそうです。
夏は大丈夫そうですが、秋冬は隙間風が気になっちゃうかもしれませんね。
内側から開く窓もレトロな感じで、雰囲気があって良いですね。
その隣には、ポケットも付いているので、何かと使えると思います。
商品名 | ノルディスク ユドゥン 5.5. |
サイズ | 210 x 260 x 150 cm |
収納時 | 62×27cm |
素材:フライ | テクニカルコットン(65% ポリエステル / 35%コットン) |
素材:フロア | ターポリン |
耐水圧 | 350mm |
重量 | 13kg |
収容人員 | 4人用 |
今まで耐水圧は1500mmあれば、強い雨でも大丈夫って言ってきました。
ノルディスクのコットンテントの耐水圧は350mmなんです。
って声が聞こえてきそうですが・・・コットンは水を吸収するために耐水圧が低いんです。
でも水を吸収することによって目が詰まり、水を通さなくなるようです。
なので、雨が降っても大丈夫。
まとめ
今回ブログで紹介したノルディスクの『ユドゥン』。
楽天スーパーセールで思わず買ってしまいました。(ポイント10倍にやられました)
コンパクトで設営しやすく、そしてレトロな雰囲気がおしゃれ。
でも、それに合う道具を揃えて行かなきゃと悩む毎日です。
最後まで迷ったノルディスクの『アスガルド』よりも、狭くて天井も低いけど、少人数で使う時は十分だと思います。
多少、作りが荒いような気もしますが。。。気にしない気にしない(笑)
大きなテントを持っていて、もう1つコンパクトなテントを探しているなら、おすすめです。
逆に設営が簡単な分、初心者におすすめしても良いかもしれません。
WEBメディアPicky'sでコットンテント記事の監修をいたしました。
ハイランダーの新作テントがユドゥンそっくりなんです!