週末に富士の麓の朝霧ジャンボリーオートキャンプ場に行ってきたんですが、雨が降った事もあり凄く寒くて風邪を引きそうでした。
もうこの時期になると暖房器具が必要ですよね。
日中から冷え込んできたので、重ね着をして過ごしましたが、持っていったストーブは夜の為になるべく使わないようにしていました。
持っていった灯油が足りなくなったら困るので、昼間からストーブを使うのを躊躇しちゃったんです。
でもこんな時に薪ストーブなら、燃料になる薪はキャンプ場の管理棟などで購入することができるし、灯油よりも準備しやすいですよね。
灯油もたくさん用意しておけばいい話なのですが、そうしなかった時には対応しづらいと思います。
見た目もベテランキャンパーみたいでカッコいいですもんね。
新しくDODから発売される薪ストーブは、薪が燃えてる様子がよく見える、まるでテレビを見ているかのように使えるんです。
その名は「メラテレビ」です。
目次
DOD MERA TV(メラテレビ)
出典:DOD
DODのメラテレビは、決してドラマやアニメが観られるテレビではありません。
まるでテレビのような耐熱ガラス窓も持った薪ストーブなんです。
薪ストーブの中で燃えている薪が良く見えるように、ガラス窓のクリアさにこだわって作られています。
新商品の薪ストーブ「メラテレビ」は、サイズが9型と16型の2種類で展開されます。
9型16型とはガラス窓の大きさで、テレビと同じように対角線の長さです。
9型だと約22.9cm、16型だと約40.6cmになります。(ガラス窓の対角線の長さをインチ表記(小数点四捨五入))
クリアな窓
出典:DOD
メラテレビには、大きな窓が付いていて、中の薪が、燃えている様子がよくわかります。
そう、薪ストーブに窓が付いていても、すぐにススで真っ黒に汚れて中が見えなくなってしまう事があるんです。
友達の薪ストーブも、点火の仕方が間違っていたのか薪が悪かったのかわかりませんが、すぐにススで見えなくなってしまいました。
これが友達の今の考えです。
出典:DOD
しかしDODのメラテレビは、クリアな窓にこだわっています。
ススで窓が真っ黒になって見えなくなってしまわないように、ちゃんと対策がされています。
それは空気の流れをコントロールして、気流で窓を曇りにくくするというものです。
窓の枠の上部に穴が多数空いていて、そこから空気を取り込み煙突から放出するというように空気のを流れをコントロールしました。
これにより窓をススで汚れるのを防ぐので、曇りにくくなっています。
薪ストーブの中で燃えている薪をじっくりと眺める事が出来るようになっているんです。
寒い日に薪ストーブで暖まりながら、何も考えずにじっくりと揺らめく炎を眺める事が出来るなんて最高の幸せですよね。
オールインワン
出典:DOD
DODの薪ストーブと言えば、「はじめてのマキちゃん」が頭に浮かぶと思います。
「はじめてのマキちゃん」同様、「メラテレビ」も本体と煙突、そしてキャリーバッグ我慢セットになったオールインワンタイプなので、これ1つを購入する事で、すぐに薪ストーブを使い始めることができます。
そして本体や煙突を取り外し収納する事で、収納ケースにコンパクトに収納し持ち運ぶ事ができます。
そしてガラス窓が接する面にはクッション材が内蔵されているようなので、移動中でも多少は安心する事が出来ますよね。
そんな収納ケースに「TV」と、一言書かれているのがちょっと面白いです。
薪ストーブを地面に固定する際の針金やペグは別途用意する必要があります。
はじめてのまきちゃんは、薪ストーブ初心者におすすめ!
他社の薪ストーブとの比較記事を書いてます。
入る薪の長さ
出典:DOD
いくらコンパクトでも、使える薪の長さによって使いやすいがどうかが変わってきます。
メラテレビ9インチでは、30cmの薪がそのまま使用する事が出来ます。
出典:DOD
メラテレビ16インチでは、40cmの薪が入るという事から、キャンプ場で売っている薪をそのまま使用する事が出来そうですよね(キャンプ場によってサイズはそれぞれ違うと思います)
薪の長さによって使い勝手が変わりそうなので、出来ればメラテレビ16インチをおすすめしたいと思います。
ちなみに「はじめてのまきちゃん」は、奥行きが約422mmあるので、一般的な薪ならそのまま入れる事が出来ます。
DODには大きな窓が付いた薪ストーブが他にもあります。
それは「スケスケのまきちゃん」という名前で、組み立て式の薪ストーブです。
薪グリルとしても使え、オールシーズン活躍することが出来るんです。
そんな「スケスケのまきちゃん」は、幅が31cmなので「メラテレビ9インチ」とほぼ同じくらいの薪が使えます。
煙突を含めないサイズはほぼ同じくらいの大きさです。
天板は取り外し可能
出典:DOD
DODの薪ストーブ「メラテレビ」の天板と煙突は取り外し可能なんです。
その2つを取り外してしまえば、上部から直接薪を入れる焚き火台のように使う事が出来ます。
もし大きな炎の焚火をる楽しみたいなら、このような選択肢もあります。
それでも大きな窓から中の薪を見ることができます。
写真のように切り取った窓から見る炎も面白そうですよね。
遮熱板でピザ??
出典:DOD
薪を入れる燃焼室の下には、地面へ伝わる熱を和らげるための遮熱板が装備されています。
このスペースの高さがどのくらいあるかわかりませんが、燃焼室の真下なので熱くなっているハズです。
このスペースを利用してピザなどの料理を温めるのに使えるようです。
料理やシェラカップを置いて、簡易オーブンとして使う事が出来るなんて、ちょっとお得な感じがしますよね。
空気調整ノブ
出典:DOD
締め切った室内で薪を燃やすのって初心者には思いの外大変だったりします。
空気のの流れが無いと、薪が燃えてくれないんですよね。
作り悪い薪ストーブでは、燃焼を保つのに苦労する事もあります。
「メラテレビ」では、サイドに空気調整ノブが搭載されています。
空気を取り入れたり、中に空気が入るのを締め切ったりして調整する事ができます。
大きなクリア窓で、中を確認しながら空気の流れを調節する事ができます。
組み立ては簡単
出典:DOD
「メラテレビ」の、組み立てはとても簡単になっています。
薪ストーブ本体は折りたためないのでキャリーバッグには、そのまま入っています。
その薪ストーブ本体を取り出し、燃焼室のロストルに空いた穴に煙突の根元部分を取り付けます。
あとは天板を取り付け煙突を延長し、動かないように薪ストーブを針金などで地面に固定すれば完成です。(固定用の針金とペグは別途用意する必要があります)
メラテレビのスペック
9インチ | 16インチ | |
サイズ(約) | W32×D24×H199cm | W53×D24×H191cm |
収納サイズ(約) | W37.5×D28×H33cm | W57.5×D29×H33cm |
重量(付属品含む) | (約)10.7kg | (約)16.1kg |
材質・本体 | スチール/ガラス | スチール/ガラス |
材質・キャリーバッグ | ポリエステル | ポリエステル |
付属品 | キャリーバッグ、煙突(先端用:1本、中間用:5本、根本用:1本) | キャリーバッグ、煙突煙突(先端用:1本、中間用:2本、根本用:1本) |
煙突直径 | (約)57mm | (約)89mm |
天板厚み | (約)1.4mm | (約)2.0mm |
まとめ
これからの季節のキャンプには、暖房器具は必須です。
カイロや着る物だけで過ごそうなんていう我慢大会でもやらない限り、ストーブ系の暖房器具を用意しておきましょう。
暖房器具といっても、その種類はたくさんあり、僕も購入まで色々と悩みました。
結局は石油ストーブとガスストーブを使っているのですが、本当は薪ストーブを購入したかったです。
今でもその気持ちがあり、今回のDODのメラテレビに惹かれています。
しかしながら、昨年石油ストーブを購入したばかりの僕には、そんな余裕がありません。
1つ注意なのですが、このメラテレビを使うにあたって、薪ストーブのインストールを想定されたテントを使用して下さい。
DODのテントを持っていたら使いたくなってしまいますが、DODのテントはインストールを想定していないようです。
屋外での使用でも火傷などに注意して使う必要があります。
秋冬キャンプを楽しむのには、暖房器具があった方がいいですが、その取り扱いは気をつける必要があります。
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アイキャッチ画像 出典:DOD