最近寒くて、ベッドから出ることが辛くてしかたありません。
特に肩から頭にかけて寒いので、布団を被っちゃうんです。
そうすると、暖かくなっていつも間にか2度寝しちゃっているんですよね。
それがまた気持ちよくて。
快適な睡眠を得るのには、やっぱり寝具の質って大切なんだと思います。
家でもキャンプでも同じです。
そう思うと、僕の使っている安物のシュラフはどうなんだろうって思います。
実際にいい寝袋・シュラフと言われているメーカーの物を使ったことがありません。
『そんなにも、違うの?』
『そんなにも良い物なの?』
という、疑問が出てきちゃうんです。
決して疑っているわけではなく、憧れての気持ちが強いからこそ出る疑問なんです。
そんな疑問を抱きつつ、最近は夜な夜なAmazonでシュラフを探しているんです。
目次
ISUKA(イスカ)
以前紹介したNANGA(ナンガ)は、国内のダウン・シュラフのブランドです。
そのこだわりのは、まさに職人だと書いたことがあります。
でも日本には、まだまだ良い寝袋・シュラフのメーカーがあるんです。
その名前は、『ISUKA(イスカ)』。
こちらも有名なメーカーで、実はここのシュラフを虎視眈々と狙っているんです。
高品質なイスカの寝袋を支える3つの機能
出典:ISUKA
3D立体構造
イスカの『エアX』モデルは、かまぼこの断面のように立体的な3Dのシルエットをしているんです。
寝袋の内側の生地と外側生地で異なったサイズを使い、フィット感を持たせています。
そして中に入れるダウンは、エリアごとに量を最適化し効率良く保温できるようになっています。
高品質な素材
エアモデルの外側の素材には、撥水性能に優れ、引き裂き強度、耐摩耗性、耐熱性を持った『ナイロン66』という素材を使用しています。
『ナイロン66』は、ナイロン系樹脂の中でも最も優れた機械的強度がある素材で、その超撥水性能を持はテント内に結露などがあった時に寝袋が濡れなくて役に立ちます。
耐熱性、強度、耐摩耗性は、長く使用するキャンパーには助かるものです。
イスカの縫製技術
縫製の善し悪しで寝袋の寿命は決まってしまいます。
イスカは高い縫製技術と厳しい縫製基準で高品質な寝袋を提供しています。
優れた素材と高い技術で、長く使える最高の寝袋を作っています。
その他も高機能が満載
A、ドローコードは、伸縮性のあるゴム製コードを全モデルで使用しています。確かに、伸縮性のあるコードのほうが、出入りなどがしやすいですよね。
B、フード部分は立体的になっいて、快適に頭を包み込んでくれます。
C、ジッパーの内側にドライチューブと言われる中綿の詰まったものが配置されています。これは、冷気の侵入を防ぎ、保湿性の向上に役立つようです。
D、フード周辺のコードを収納可能なコードポケットがショルダーウォーマーについています。
E、首元と肩の部分を包み込んで、暖まった空気が外に出ていかないようにショルダーウォーマーがついています。マフラーをしているかのように暖かいのかなと期待しちゃいますね。
F、寝袋のジッパーは、安心のYKK製のコイルジッパーがついてます。これでジッパーが壊れたり、噛んでしまって寝袋から出られないという心配をしなくても良いですよね(笑)
G、足元にはダウンが多めに入っています。足元は特に寒く冷たく感じてしまうのでありがたいですよね。そして足元の形状は、先端方向に向けて傾斜がつき、ゆとりを持たせてあるんです。無理な姿勢をせず自然に足を伸ばせるので嬉しいですよね。
イスカの寝袋の選び方
出典:ISUKA
イスカの寝袋には6種類のモデルがあります。
モデルを選び、その後気温に合わせて寝袋を選ぶのが良いと思います。
Pilgrim(ピリグリム)
ピリグリムは最先端の中綿「エアーフレイク®」や「マイクロライトTM」「ダウン」を組み合わせて、登山、キャンプ、ツーリングなど様々な用途に対応できる寝袋です。
使用最低温度が0度以上の物だけなので、冬キャンプには向かないかもしれません。
Air(エア)
高品質なダウンと、優れた素材の『ナイロン66』を使用し、軽量でコンパクト、その上快適な寝袋です。
日本の山の定番モデルのようです。
例えば関東近辺で秋冬キャンプするなら、エア 450Xが良いかもしれません。(使用場所の温度にあわせて選んでください。最低使用温度が-6度なので快適に過ごすなら+5~10度で考えてください)
中綿には、800FPのホワイトグースダウンが封入され保温性抜群です。
もう1つ上だと最低使用温度が-15度の『エア630EX』か『エア700SL』があります
Down Plus(ダウンプラス)
使用頻度の高い登山者におすすめのモデルがダウンプラスです。
『ポリエステルマイクロファイバー素材』と高品質なダウンの組み合わせた、軽くてしなやか、そして耐久性に優れているんです。
キャンプや車中泊にもおすすめです。
Puff(パフ)
ウインドストッパーをシェルに使った高機能モデルです。
基本性能はエアと同じですが、優れた保温性と保湿性を持っています。
ヒマラヤや極地遠征にも使えるようです。
Alpha Light(アルファライト)
濡れや湿度に強く、夏の中級山岳でのテント泊や避難小屋での宿泊に適した保温性を持った寝袋です。
外側の素材に『20デニールのポリエステルリップストップ』を使用し、中綿にはマイクロ繊維と中空ポリエステルを組み合わせたものを使用しています。
特にダウンにこだわらないのなら、アルファライト 700Xが関東近辺の秋冬キャンプに良さそうです(使用場所の温度にあわせて選んでください。最低使用温度が-6度なので快適に過ごすなら+5~10度で考えてください)
イスカ(ISUKA) 寝袋 アルファライト 700X ブルー [最低使用温度-6度]
もう1つ上だと、最低使用温度-12度の『アルファライト 1000EX』があります。
Basic(ベーシック)
夏を中心に使うことを想定して作られたのがベーシックモデルです。
軽量でコンパクトになり沢やサイクル、キャンプの利用に適しています。
裏地はマイクロファイバーを使用し、心地の良い肌さわりになっています。
中綿には一般的なポリエステルを使用しています。
夏を中心に使うことを想定していますが、冬に使えそうなタイプもありました。(使用場所の温度にあわせて選んでください。最低使用温度が-6度なので快適に過ごすなら+5~10度で考えてください)
もう1つ上だと『スーパースノートレック1500』が最低使用温度が-15度です。
中綿
こうやってイスカの寝袋を見てみると、中綿には『ダウン』と『化織』があるのがわかります。
選ぶときには、それぞれの特徴を理解しておいたほうが良いと思います。
ダウン
ダウンは多量の空気を含むので、フカフカでかさが高くなります。
そしてダウンの中に含まれる空気が保温材の役目を果たし、優れた保湿性が得られるんです。
空気を含みかさが高くなる割にはとても軽量な上、ダウンは柔らかくしなやかなため、非常にコンパクトにすることができ収納性も優れています。
ただ、汗や雨に濡れると保温性が低下してしまします。
化織
化繊はダウンと違い濡れに強く乾きやすいんです。
そして比較的安価というメリットがあります。
しかしダウンに比べ保温性にかけると一般的にいわれています。
重くコンパクトにならないというデメリットもあるので、携帯性にはかけてしまいます。
ただ、イスカの中綿は最先端の中綿が使われているものもあるので、一概にはこうだと言い切れないところがありますよね。
イスカ プロモーションムービー
まとめ
イスカの寝袋も、職人さんたちがこだわり抜いた高品質なものなんです。
いかに快適に使いやすいか、素材から技術まで良く考えられています。
その中で「3D立体構造」で「ナイロン66」と「ダウン」を使っているモデルと考えると、僕的には秋冬キャンプの使用は「エア」モデルが欲しいところです。
ダウンにこだわらないなら、「アルファライト」か「ベーシック」でも良いかもしれません。
ダウンにしちゃうと値段が高いんですよね。
でも、せっかくだから高品質なダウンを使用した最高の寝袋を使ってみたいですよね。
寝袋には、イスカもおすすめです。