現在、我が家で使っているインフレターブルマットは、オークションで買った安い物です。
ちゃんとしたマットを家族の人数分揃えるのには、少し金額的に難しいので諦めました。
オークションで買い揃えたマットは、値段は安いけど厚みが5cmあるので、地面が砂利でもデコボコを感じる事なく使うことができます。
買ってから数年経っていますが、未だ現役でキャンプの必需品となっています。
インフレターブルマットは、空気入れのキャプを緩めれば、空気が入って自然と膨らむようになっています。
時間をかければ、パンパンとまではいきませんが、そこそこ膨らんでくれます。
しかし急いでいる時はどうするのかと言えば、手を丸めて筒状にして、口から息を吹き入れます。
でもそんな事していれば、酸欠状態になってしまい、頭がクラクラしてしまうんです。
そして、それが夏だったら、汗だくになってしまうんです。
それを解決するために、空気入れを購入すれば良かったのですが、なぜか今まで買う事はなかったんです。
大した理由もなく、数年間苦労して空気を入れていましが、この度やっと重い腰を上げて空気入れを購入しました。
今回は、あれば便利な電動式の空気入れ、コールマンの「4Dクイックポンプ」をレビューします。
目次
コールマンの電動空気入れ4D クイックポンプをレビュー
一概に電動の空気入れと言っても、ロゴスやコールマンなどキャンプメーカーや、その他のメーカーからも販売されています。
色々な種類がある中で今回僕が選んだのは、コールマンの電動ポンプです。
そして中でも、コードがない乾電池式の物を選びました。
車から電源を取る物だと、オートサイト以外などでは使えないし、何より車の近くでしか空気を入れる事が出来ません。
充電式の空気入れでもいいのですが、バッテリーが切れたら使えなくなってしまいます。
その点、乾電池式なら予備の乾電池を持っていれば、すぐに交換して使うことができます。
そんな理由から、コールマンの電池式の電動空気入れ「4D クイックポンプ」を購入しました。
バルブの口が合わない
いざ電動ポンプを買ってみて気が付いた事があります。
それは、僕の使っているインフレターブルマットの空気を入れるバルブと、電動ポンプの大きさや形状が合わないという事です。
電動ポンプに付属している2つのアダプターでは、全く形状が違っています。
薄々は分かっていました。。。
このオークションで買ったマットが特徴的なんだと思います。
他社のマットを良く見た時が無いので、僕が使用しているマットだけの事なのかどうなのかはわかりません。
しかし空気入れのアダプターと、マットのバルブが合わないという事実だけがあります。
(後日アウトドアショップに行ってみてみましたが、他社のインフレターブルマットも空気入れの形が合わない物もあるようでした)
今回は取り合えず、何も考えずにキャンプ場に持ってきてしまったので、とりあえずいつものように手を筒状に丸めて、インフレターブルマットと空気入れを接続しました。
手で作った筒は、空気が漏れます。。。
それでも息を吹き入れるよりも早く、インフレターブルマットは膨らみはじめました。
今まで、頭がクラクラする事もありましたが、使い方が間違っていても電動ポンプは、あれば便利だと感じました。
家族分のインフレターブルマットに空気を入れるのも、これがあると比較的楽にできちゃったんです。
空気を排出するのには、本体横部分からになります。
こちらも、インフレータブルマットとは合わないので使う事が出来ません。
手で筒を作ってみても無理そうなので、排出はいつも通り体重をかけて丸める事にします。
家にあるものでお金をかけずに自作アダプター作り
いつもキャンプから帰ってくると、キャンプ場で苦労して空気を入れた事なんて忘れてしまいます。
コールマンの電動ポンプを買っても、注入口の形が合わなかったことも、しばらく忘れていました。
しかし、急に思い出したんです。
アダプターとなる物を自作すれば、もっと簡単に空気を入れる事ができるかなと。。。
思いついたのは、ホースを切って空気入れとインフレターブルマットを繋ぐこと。
でも、ホームセンターにわざわざ買いに行くのが面倒くさい(笑)
何か代用になる物が家にないかなと、しばらく探し回って見つけたのがクレラップミニの芯でした。
クレタップミニの芯は太さが約2.8mm、内径が約2.4mmあります。
(サランラップの芯の太さはわかりません。)
これをそのままインフレターブルマットの注入口に合わせてみても大きさが合いませんでした。
クレラップミニの芯の穴の方が小さくて、インフレータブルマットの注入口にハマらないんです。
芯の内側を削ろうか迷いましたが、手間がかかりそうなので、外側から包み込むようにビニールテープをグルグル巻いて、ノズルにハマるようにしました。
多分、1重や2重巻きだと、フニュフニャしちゃうと思うので、固さが出るまでクルクルと巻いておきます。
(今回は厚めのビニールテープを5重巻きぐらいにしました)
巻き終わったら、インフレータブルマットのノズルに合わせてみます。
インフレータブルマットの空気注入口は少しデコボコしているので、これがホースだったら空気漏れしなかったかもしれませんが、何せビニールテープなので少しだけ隙間ができちゃいました。
それでも何もないより、かなりマシになったと思います。
しかしこれでは、異様に長くて不格好です。
とりあえず、コールマンの「4Dクイックポンプ」の箱の大きさに合うようにノコギリでカットしちゃいます。
これで、サイズ的には良い感じになりました。
あとはこれが電動ポンプにハマるかどうかです。。。
何とピッタリとハマったんです。
コールマンの電動ポンプに付属している太い方のアダプターを取り付けた状態で、クレラップの芯をハメるとピッタリとサイズが合うんです。
これでインフレータブルマットに空気を入れる事ができます。
(写真では、下記で説明している補修テープをクレラップの芯に貼っています)
あとは見た目が悪いので、以前100均で買って使ってなかった、床の補修テープを芯に貼っておきました。
これで見た目がちょっと良くなったと思いませんか?
ちなみに、使ったのはダイソーで売っている木目調のテープです。
当初、タープポールに貼って木目調にしようと思っていましたが、使わずに置いてあったものです。
インフレータブルマットから空気を排出するのには、本体横部分にある排出口からです。
ここにも、自作したアダプターがちょっと緩めですが、ハマりました。
普段は、体重をかけて空気を出しているので使う事はないと思いますが、結果的に良かったです。
僕が自作したアダプターは、見た目にこだわれば100円、こだわらなければお金をかけずに作れました。
実際に空気を入れる時には、インフレータブルマットとジョイント部分を片手で握ると上手く入りました。
これでかなり時間を短縮することが出来ました。
持ち運びの時は、おしゃれではありませんが、「4D クイックポンプ」の箱の大きさに収まります。
当初の長いままだと、さらに不格好だったので、これで良しとしましょう(笑)
でも所詮ビニールで作っているので耐久性はないと思います。
時間ができたら、ホースで作ってみたいですね。
電動ポンプの音
空気を入れている時には、電動ポンプから音がします。
そう聞かれたら、静かだとは言い切れませんが、多分家にあるドライヤーぐらいの音がします。
夜に電源を入れたら迷惑かもしれませんが、日中にインフレータブルマットを膨らませるのなら問題ない大きさだと思います。
コールマン 4Dクイックポンプ スペック
サイズ | 約19×9×11(h)cm |
重量 | 約330g |
材質 | ABS、他 |
使用電源 | 単1乾電池×4本(別売) |
付属品 | ダブルロックバルブアダプター、ミニダブルロックアダプター |
まとめ
コールマンの電動ポンプは、今まで使っていませんでしたが、買ってからその良さに気がつきました。
今回のレビューの乾電池式の4Dクイックポンプは、どこにでも持ち運べるので、とても便利です。
普段テントの中でインフレータブルマットに空気を入れる僕には、願ったり叶ったりでした。
インフレータブルマットの空気注入口は、マットによってそれぞれ違うと思いますが、付属のアダプターが使えればいつもより早く空気を入れる事ができると思います。
僕のように、根本的な形が違うようならアダプターを作ってみるのも良いと思います。
ホースで作るのが一番良いと思いますが、お金をかけずに自作するなら、この方法もおすすめです。
インフレータブルマットのバルブの大きさに合わせてテープを巻けば、簡単に出来ちゃいます。
(あまりにもバルブのサイズが大きかったり、小さかったりする場合は、対応できない場合があります)
今回はなるべくお金をかけずに作ったのでチープに見えますが、自分的に満足しているので許して下さい(笑)
それにしても、電動ポンプは簡単で良いですね。
夏の暑い時は、テント内に長くいるだけで疲れてしまうこともあります。
この電動ポンプがあれば、時間をかけずにできるのが嬉しいです。
インフレータブルマットのおすすめはこちら!
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