キャンプやバーベキューなど、外で楽しむビールがさらにおいしく感じる季節がやってきます!
キンキンに冷やしたビールの美味しさといえば、暑さも湿気も疲れも吹き飛ぶし何より格別なものですよね。
しかし冷蔵庫のないキャンプなどのアウトドアでは、冷たさをキープするだけでもコツが必要になると思います。
せっかく楽しみにしていたビールが温かったりするとちょっとがっかりしてしまいませんか?
どうせビールを飲むなら、やっぱり美味しく飲みたいって誰もが思いますよね。
ビールを美味しく飲むためのビールサーバーは最近では小型化されていて、ガスボンベや難しいメンテナンスを必要としないものが人気を集めています。
さらにビールを美味しく飲むための便利グッズも沢山登場しているんです。
ソロキャンプでも気軽に使えるような、軽量でコンパクトなものももちろんあります。
そこで今回は、野外でビールを冷たく保つ方法と美味しく飲むためのコツや、ソロキャンプでも活用できそうな便利グッズを紹介していきたいと思います。
こちらの記事は「あっちゃんの時々ソロキャン」で2021.5.22に公開した記事を引っ越しして一部修正したものです。
目次
キャンプのビールをさらに美味しく飲むコツ!
ビールが一番おいしいのはいつ?
ビールが一番おいしいのは、やはり出来立て。
工場で出来上がったばかりのビールの美味しさはとにかく格別。
これを飲んだことがあるほとんどの人は
なんてことを言っちゃうと思います。
工場で出来上がったばかりのビールが美味しいのには、実はきちんとした理由があるんです。
まず徹底した温度管理がされているということ。
美味しいビールを作るにも、ビールを最高に美味しい状態で飲むにも、適正な温度があります。
例えばビールが一番おいしいとされている温度は、夏なら4~6℃、冬なら6~8℃くらいです。
また、ビール好きにはグラスまでキンキンに冷やして飲む人もいますが、これは間違いなんです。
グラスまで冷やしてしまうと冷やしすぎになってしまい、濁りを発生させたり、味を損なってしまうこともあるようなんです。
また、出荷前のビールには輸送中にかかる余計な振動が加えられていないことも、美味しさの秘訣のひとつだと言われています。
ここまで書くと、では出荷から時間がたった缶ビールはそのままでは美味しくないのでは?と思ってしまいそうですが、それは心配ご無用なんです。
少しの工夫で缶ビールもおいしく飲むことができるんです。
缶ビールを美味しく飲むコツ
缶ビールなど市販されているビールは、よく冷やしてグラスに注いで飲むのがおすすめです。
実は、缶ビールはそのまま飲むよりグラスに注いだほうが美味しいというのは、気のせいではないんです。
缶ビールには長期保存の対策として缶の中にガスが多めに含まれています。
缶のままのほうが洗い物もなく便利ではあるんですが、この余計なガスはグラスに注ぐことで自然に抜けていきます。
ビールの美味しさのひとつである泡も重要です。
ビールと泡の黄金比は7:3と言われていて、注ぎ方ひとつで美味しさを左右すると言っても過言ではありませんよね。
細かな泡立ちを楽しめるよう工夫され作られている専用のビールジョッキを使うのも、手軽で実践しやすいコツとしておすすめです。
キャンプでも美味しいビールを飲む3つのポイント
出典:楽天
ではキャンプで美味しく飲むにはどうしたらよいのか、3つのポイントを紹介したいと思います。
①ビールはしっかり冷やす
暑い日差しの中、やっと口にするビールが温かった時ほどテンションが下がるものはありませんよね。
キャンプ場でがっかりしないためにも、保冷力の高いクーラーボックスを準備しておくようにしましょう。
保冷材もロゴスなどのアウトドアメーカーのクーラーボックス用の保冷剤を使うのがおすすめです。
そして、クーラーボックスを置く場所にも気をつける必要があります。
タープの下などに置き直射日光が当たるのを避け、ラックや台などの上に載せて地面から離すようにしてください。
内部に断熱シートを仕込んでおいても良いかも知れません。
それでもビールが温まってしまった時は、適当な容器に氷水を準備し、中に缶ビールを入れて2~3分ほど回転させることで冷やすことができます。
この時回転させすぎないように注意しないと、場合によっては缶が破裂してしまったり、泡立ちやうまみが逃げてしまうことがあります。
②飲みながらも保冷する
とはいえ、缶のままでビールを飲むのはお手軽なので、コップに注がずに飲んでしまうこともありますよね。
しかしこのお手軽さの反面、飲んでいる間にどんどん温くなってまずくなってしまいます。
また、コップに注いでもビールは氷を入れて飲まないので、同じように温くなっていきますよね。
そんな時、保冷ができる専用タンブラーや缶ホルダーがあると、キャンプではかなり便利だと思います。
③ビールを美味しくするグッズを使う
ビールを美味しい状態でグラスに注ぐために使うビアサーバー。
かつては飲食店や専門のお店にあったり、レンタルして使用するような難しいメンテナンスが必要なものでした。
しかし最近は、家庭やキャンプなどのアウトドアで気軽に使えるような小型なハンディタイプや卓上タイプが登場していて、価格もぐっと安く難しいメンテナンスを必要としないものも沢山登場しているんです。
他にも、お店で飲むビールのようなきめ細やかでクリーミーな泡を再現するビアフォーマーやビールをテイクアウトするために使われるグロウラーなど、便利なアイテムがたくさんあるので活用してみたいですよね。
キャンプでビールを美味しく飲むためのおすすめ商品
スタンレー STANLEY 真空ジョッキ 0.7L
出典:楽天
スタンレーの真空ジョッキは、サイズは幅14.9×高さ17.2×奥行9.9cmで500mlのロングサイズも1度に全部注げる大容量です。
握りやすい大きめのハンドルで安定感も抜群のです。
錆びにく丈夫なステンレス製の真空構造で、保冷力は10度以下で5時間とかなり長時間の保冷が可能となっています。
また、60度以上で1時間の保温力もあり、ビール以外の温かい飲み物に使ってもいいんです。
スタンレー STANLEY 真空ジョッキ 0.7L スペック
詳細
- サイズ:幅14.9cm×高さ17.2cm×直径9.9cm
- 容量:0.7L
- 素材:本体 ステンレス鋼、ハンドル ポリプロピレン
- 重量:360g
- 保温力(目安):60度以上/1時間
- 保冷力(目安):10度以下/5時間
- 食洗機使用可
サーモス 真空断熱ジョッキ 720ml ステンレス1(S1) JDK-720
出典:楽天
サーモスの真空断熱ジョッキは、シンプルでおしゃれなデザインをしているので、使う人やシーンを選ばずどんな飲み物でもなじみます。
真空断熱ステンレス魔法瓶構造で保温力・保冷力も抜群。
氷を入れたとしても氷そのものが溶けにくいので、飲み物の味も薄まりません。
真空断熱構造で結露もしにくく、落としても割れにくいため、キャンプのおともにおすすめです。
サイズは幅8.5×奥行12×高さ16cm。容量は720mlです。
サーモス 真空断熱ジョッキ 720ml ステンレス1(S1) JDK-720 スペック
詳細
- サイズ:幅8.5×奥行12×高さ16cm
- 容量:720ml
- 素材:ステンレス鋼
- 重量:400g
- 保冷力(目安):7度以下/1時間
- 食洗機使用可
THERMOS サーモス 保冷缶ホルダー 350ml ROD-002
出典:楽天
本当はグラスに移し替えるのが一番なのはわかっていても、洗い物の手間を考えるとやはり缶から直接飲むのも便利でやめられない・・・なんて人も多いと思います。
そんな人には保冷力の高い缶ホルダーがおすすめです。
このサーモスの保冷缶ホルダーには、350ml缶がすっぽりと収まり、飲み口を付ければタンブラーとしても使えます。
温かい飲み物にも使用できるのもポイントです。
真空断熱構造で缶が冷めたりぬるくなるのをしっかり防いでくれます。
シンプルなステンレス(シルバー)と濃い目で落ち着いたミッドナイトブルー、鮮やかなクランベリーとパイングリーンの全4色あり、ソロキャンプだけでなく色違いを揃えてファミリーで使用するのもおすすめです。
THERMOS サーモス 保冷缶ホルダー 350ml ROD-002 スペック
詳細
- サイズ:幅7.5cm×奥行7.5cm×高さ13.0cm
- 対応缶サイズ:350ml缶
- 素材・本体:ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装)
- 素材・飲み口:飽和ポリエステル樹脂
- 素材・パッキン:シリコーン
- 重量:200g
グリーンハウス ビアフォーマー 超音波式 マドラー型
出典:楽天
ふわふわでもちもちのビールの泡はビアガーデンや居酒屋などで気軽に楽しむことができますが、家で作るにはちょっとしたコツが必要です。
注ぎ方ひとつで再現できるものではありますが、慣れるまでは多すぎたり少なすぎたり、なかなか難かったりしませんか?
このグリーンハウスのビアフォーマーというマドラーは、スイッチを入れると超音波振動が発生します。
先端をビールが入ったジョッキに沈め、スイッチオンするだけでふわふわもちもちの泡を作り出すことができちゃうんです。
このビアフォーマーを使うことで、ただの缶ビールが美味しい居酒屋のビールに大変身しちゃいます。
これさえあればビアカクテルを作るのも簡単なので、色々使いこなしてみたくなりますね。
グリーンハウス ビアフォーマー 超音波式 マドラー型 スペック
詳細
- サイズ:本体 W24×D24×H237.5(mm)、スタンド W63.5×D63.5×H115.3(mm)
- 重量:本体 約49g、スタンド 約82g
- 耐熱温度:60°C
- 耐冷温度:-5°C
- 電源:単4形アルカリ乾電池×2本(別売
DrinkTanks ドリンクタンクス 真空断熱グラウラー 32oz(940ml)
出典:楽天
グロウラーとは、炭酸飲料を入れてテイクアウトするための密閉ボトルのこと。
アメリカではクラフトビールという文化があり、こういったボトルを持ってビアスタントへ地ビールを買いに行くことが普通みたいなんです。
ここ数年の間で日本でもクラフトビアスタンドが増え、グロウラーを持つ人が増えてきました。
グロウラーは持ち運びしやすく中身の炭酸が抜けないことはもちろん、保冷・保温効果も高いのでアウトドア用として使ったらかなり便利そう。
ビールやコーヒーだけでなく、ワインをいれるのもおすすめです。
ドリンクタンクスの真空断熱グラウラーのサイズは、高さ約24.5x底部径約11x口径約6.5cm。容量は0.94L。
デュアルベイルキャップシステムによりしっかり密閉され、冷たいビールなら24時間、温かいコーヒーでも12時間しっかり温度を保ってくれます。
DrinkTanks ドリンクタンクス 真空断熱グラウラー 32oz(940ml) スペック
詳細
- サイズ:約 高さ234×底部径116×口径69mm
- 容量:約 0.94L(32oz)
- 素材:18/8 プレミアムステンレススチール
- 重量:約 780g
- 食洗機使用可
ドリンクタンクスのグロウラーをビールサーバーにアップグレードしてくれるケッグキャップもおすすめです。
64ozグラウラー及び、128ozグラウラーの両方に対応しています。
こちらのセットにはにはCO2インジェクターと16gram CO2カートリッジが2本付属しています。
付属のCO2をバルブから加圧することで中身のビールを身にタップから注ぐことができるという仕組みです。
グラウラーの蓋を開けないでビールを注げるので、飲み物の「気」が抜けることなく、冷たくておいしいビールが楽しめちゃいます。
スタンレー STANLEY クラシック真空グロウラー1.9L
出典:楽天
スタンレーのグロウラーは持ちやすく大きなハンドルと、注ぐときに邪魔になりにくい固定式のキャップなど、使いやすさ抜群。
広口の開口部は氷を入れるにも便利です。
サイズはφ10.2×H25.5cmで、容量は約1L。
保温力は6℃以下で6時間可能です。
統一感のあるデザインなので、スタンレーの真空ジョッキとセットで使うのもおすすめです。
スタンレー STANLEY クラシック真空グロウラー1.9L スペック
詳細
- サイズ:幅16.5×高さ29.4×径12.5cm
- 容量:1.9L
- 素材・内びん:ステンレス鋼
- 素材・胴部:ステンレス鋼
- 素材・蓋:ステンレス鋼・ポリプロピレン
- 素材・パッキン:シリコーン
- 重量:990g
- 保冷力(目安):10度以下/24時間
- 食洗機使用可
電動カンキューレ(缶飲料冷却器) CQ-2
出典:楽天
買ったばかりの飲み物を冷蔵庫で冷やすのは時間がかかります。
それがキャンプでのクーラーボックスなら・・・?
クーラーボックスの保冷力を下げないためにも、できればあとからものを入れたり、むやみに開け閉めするのはさけたいところです。
そんな時に便利なのがこの缶飲料の冷却器です。
冷却器の中に飲み物と氷をセットしてくるくる回すだけで、すぐに飲み物が冷えてしまうという優れもの。
一般的な350mlと500mlの缶に対応し、乾電池で稼働するのでいつでもどこでも使用することができます。
キャンプに持っていったらちょっと楽しいし、冷たくて美味しいビールも飲めるというのが良いですよね。
電動カンキューレ(缶飲料冷却器) CQ-2 スペック
詳細
- サイズ:106×257×108mm
- 対応缶:一般的な350ml、500mlの缶製品
- 素材:ポリプロピレン・スチロール樹脂
- 重量:355g
- 付属品:単3アルカリ電池 2本付き
まとめ
暑い夏のの日に、スカッと飲み干すキンキンに冷えたビール。
キャンプに行っても、もちろん楽しみたいですよね!
自宅でもよりおいしいビールが楽しみたいと思う人が増えたこともあって、ガスボンベが不要で難しいメンテナンスのない小型なビアサーバーやビアフォーマー、グロウラーなど、便利な道具がたくさん販売されるようになりました。
これらは持ち運びしやすいものも多いので、少しの工夫とグッズを上手に使うことでキャンプでも活用することができますし、ソロキャンプにも持ち込むことができます。
このように、以前よりぐっと敷居が下がった「美味しいビール」。
これから始まる夏のキャンプシーズンに向け、是非活用してみてください。
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