最近のLEDランタンをナメてました。
LEDランタンと言ってますが、これはもう家庭で使う普通の照明と変わりないですよね。
上から下を照らすと、本当に明るくて、不便な事は全く無いと言ってもいいくらいなんです。
先週も今週も、同じキャンプ場にソロキャンプに行ってきました。
ソロキャンプなので、リビングとして使うスペースは、ファミキャンほど広くないのですが、そこを照らすのに十分過ぎるほどの威力を発揮してくれるんです。
それがYAEI WORKERS(ヤエイワーカーズ)のBEAM LEDランタンとWAQのLEDランタンなんです。
両方ともキャンプに持って行き使ってきましたが、ハッキリ言って両方共すごく良いんです。
どっちも明るいし簡単に取り扱えるので、甲乙付けるのが難しいです。
とは言っても、何処かに違いがあるはず。
今回は、YAEI WORKERS(ヤエイワーカーズ)のBEAM LEDランタンとWAQ LEDランタンを比較してみようと思います。
目次
YAEI WORKERS(ヤエイワーカーズ)BEAM LEDランタンとWAQ LEDランタンを比較レビュー
サイズ感を比較
YAEI WORKERS(ヤエイワーカーズ)のBEAM LEDランタンとWAQ LEDランタンのレビューは、それぞれ前回紹介しましたが、この2つを直接比較していませんでした。
パッと見て、すぐに分かる違いは、本体の大きさです。
WAQ LEDランタンは、1辺が約8cmの正方形で凄くコンパクトな形をしています。
YAEI WORKERSは、長方形をしていて、WAQを横に約1.6倍した感じの大きさです。
僕としては特に気になりませんが、もしWAQやルーメナーと比較したら、大きいと感じてしまう方もいるかも知れません。
サイズと共に重量も重くなるようで、WAQが約227gなのに対して、YAEI WORKERS(ヤエイワーカーズ)のBEAMは410gあります。
約1.8倍くらいになりますね。
ですが、凄く重たいと感じる事はないので、使用する時は特に重量を気にせずに使えると思います。
WAQも、もちろんBEAMよりも軽いので、全く問題なく使えます。
バッテリー容量
サイズの違いは、バッテリーの容量にも違いが出てきます。
YAEI WORKERS(ヤエイワーカーズ)のBEAMは16000mAhの容量があるのに対し、WAQは10000mAhとなっています。
モバイルバッテリーとして使った時、BEAMはiPhone XSを約5回、WAQは約2.6回充電する事ができます。
それを考えると、スマートフォンを良く使う方は、BEAMの方が安心できますよね。
しかし、LEDランタンとして使った時には、BEAMが最大で50時間使用できるのに対しWAQは100時間です。
バッテリー容量が大きいBEAMの方が、使える時間が短いのは何でか分かりませんが、LEDランタンを長時間使いたい人は、WAQの方が良さそうです。
(LEDチップが多いので、消費電力が違うのでしょうか。。。)
明るさ
LEDランタンに求める機能で1番大切なのは明るさだと思います。
明るくないと、メインランタンから段々と格下げされて、使わなくなってしまう事もあります。
しかし、この2機種は、正直どちらも明るいんです。
スペック的には、YAEI WORKERSのBEAMが1200ルーメン、WAQが1000ルーメンとなっています。
両方とも明かりの色が昼光色、昼白色、電球色があり、それぞれ4段階に調整する事ができます。
4色全てが1200ルーメンだったり1000ルーメンなのかは分かりませんが、とにかく明るく感じました。
僕は基本的には、雰囲気がある電球色を使いましたが、かなり明るかったです。
LEDチップを見てみると、電球色ほオレンジ色のチップが光り、昼白色は白色のチップが光り、昼光色はその両方が光っていました。
そう考えると、昼光色が1番明るいような気もしますが、詳細は不明です。
明るさ比較
壁に照射してみる
YAEI WORKERSのBEAM LEDランタンとWAQのLEDランタンを並べて壁に向かって照射してみました。
距離を同じにして、1番明るいライトで照らしてみます。
壁に出来た光の円は、WAQの方が大きいような気がします。
色的には、WAQの方が白色が強い感じがします。
それの影響もあるのか、WAQの方が明るいように感じますよね。
照射面をこちらに向けてみても、写真ではWAQの方が明るくなっているように感じます。
これ、実際にはこの距離なので、眩しくて直視することが出来ないんです。
色味が違って明るく感るだけなのか、本当WAQの方がに明るいのかは、正直判断できませんでした。
でも写真を見る限り、WAQの方が明るく感じますよね。
キャンプ場日中に色味をチェック
今まで、電球色しか見てこなかったので、ちょっと他の色も見てみたいと思います。
昼間の明るい時ですが、LEDランタンを照らしてみました。
まずは、昼光色です。
これは、LEDチップのオレンジ色と白色の両方が点灯している状態です。
この状態で分かる事は、昼光色でもWAQの方が少し白っぽいということです。
昼白光では、その差がほとんど分かりませんでした。
置いてあるランタンの角度の違いがも多少ありますが、この写真だとヤエイワーカーズのBEAM LEDランタンの方が明るいようなきがします。
夜のキャンプに置いてみた
電球色の1番明るいモードで、ローテーブルの上に置いてみました。
このように比較すると、やはりWAQは少し白味が強いように見えます。
その分明るく見えるような気もしますが、ほとんど差はないと思います。
人によって見え方は違うかもしれませんが、オレンジ色が強いよりも白色が入った方が、クッキリとして見えそうです。
この辺は、好みになってくるので、どっちの色が良い、どっちが雰囲気があるとは判断しきれない所があります。
夜間パイルドライバーに吊るしてみた
ソロキャンプ時に、スノーピークのパイルドライバーに吊るしてみました。
その様子は、個々のレビューでも写真を載せていますが、今回は並べて比較してみます。
電球色の最高輝度で照らしています。
どうでしょうか?
そうなんですよね。
ソロキャンプの狭い範囲内ですが、どちらも明るくクッキリと照らしていますよね。
LEDランタン本体を見ると、BEAM LEDランタンの方が明るい様な気もします。
テントの色を比べてみると、やはりBEAMの方が照らされいるような感じですよね。
しかし、イスの前の地面はWAQの方が明るく見えます。
多分、これも色味が少しちがう為だと思います。
YAEI WORKERSのBEAMの方が、色がオレンジっぽくて、WAQは少し白味が入ってる感じなんです。
実際に、交互に照らしてみると、その違いはほとんど分かりませんでした。
ちなみに、コールマンのガソリンランタンA200も吊るしてみました。
200Aは、何ルーメンかは分かりませんが、300キャンドルパワーです。
発売からかなり時間が経っていて、それぞれ使い方も違っているので、僕の持っている200Aが300キャンドルパワーなのかは分かりません。
パイルドライバーに吊るすと、凄く明るく感じますよね。
でもこれって、光の照射してる方向が、カメラに向かっているからなんです。
YAEI WORKERSのBEAM LEDランタンもWAQ LEDランタンも下向きに照射しますよね。
ガソリンランタンは、下向きではなく側面方向の周囲360度を照らしています。
その為、真下は暗くなってしまいます。
その代わり、照らしてる範囲は広くなっているのが分かると思います。
写真を撮ると、カメラ側に光が来るので凄く明るく感じますよね。
本を読んでみた
ソロキャンプなので、時間は有り余ってます(笑)
ちょっと小説を読んでみようと思いました。
この比較では、YAEI WORKERSのBEAM でもWAQ LEDランタンでもほとんど差は感じませんでした。
両方とも明るく、クッキリと文字を見る事が出来ました。
写真では、本の位置が違いますが、照らしてる明るさは同じくらいですよね。(すいませんピンボケしちゃてます)
ほんの僅差でWAQの方のLEDライト方が、白味がかってるので見やすいかも知れませんが、比較しないと分からないレベルです。
テント内で比較
どちらのLEDランタンも、屋外で使った分には、とても明るくて満足出来るものでした。
今度は、DODのカンガルーテントMの天井から吊るしてみます。
2つを見比べると、本体の大きさが関係しているのか、天井部分に影ができています。
本体が小さいWAQは、光を遮る部分が少ないので、天井に出来る影も小さいです。
ヤエイワーカーズのBEAMは、本体の影が大きく天井に写ってしまっています。
しかし、これって使っている時には特に関係ないですよね。
天井に光が届かなくても、実際には全く困りません。
下側が明るく照らされていたら、問題ないと思います。
そう考えると、やっぱり両方共に明るくて使い易いんです。
しかも、この両方共、明かりを暗くすれば長時間使用する事ができます。
朝までライトを点けっぱなしでも、途中でバッテリーが切れる事はありません。
逆に、1番暗いモードでも明る過ぎちゃう気もしますが、これなら怖がりの方でも安心して寝ることが出来ますよね。
明るさの差は、これもほとんど分かりませんでした。
まとめ
YAEI WORKERS(ヤエイワーカーズ)のBEAM LEDランタンとWAQのLEDランタンを比較してみました。
実際に両方共使ってみて、本当に甲乙付けがたいんです。
カタログスペック的には、明るさに違いがありますが、使ってみると余り差を感じませんでした。
使い易さなども、ほぼほぼ一緒でした。
ただ両方とも欠点を挙げるとしたら、BEAMはハンドルに凹みがない事、WAQは収納ケースのメッシュにジッパーがない事です。
BEAMのハンドルは、真っ平らで引っ掛ける場所がありません。
付属のハンガーバンドを使えば良いのですが、そのままランタンフックに吊り下げようとするとバランスを取るのが大変です。
WAQの収納ケースの内側にメッシュポケットが付いています。
ここにカラビナや充電コードを収納できるのですが、ジッパーが付いてないので飛び出してしまいます。
自分の使い方も悪いのですが、多分ここから飛び出してしまったカラビナを失くしてしまったんです。
両方とも、僕の使い方次第でどうにでもなる事ですが、改善されたら嬉しいなぁって思いました。
そう聞かれちゃうと、本当に迷います。
本体のデザインや柄、バッテリー容量、使用時間など、考慮する必要がありますもんね。
その時の、販売価格も関係してきますよね。
(Amazonのタイムセール狙いで両方とも比較的安く買えます)
と、本当なら2個使いをおすすめしちゃいたいです。
明るさはほぼ同じなので、ライトとしての使用時間ならWAQのLEDランタン。
モバイルバッテリーとしても使いたいのなら、YAEI WORKERSのBEAMかなって思います。
YAEI WORKERS(ヤエイワーカーズ)のBEAM LEDランタンのレビューはこちら!
WAQ LEDランタンのレビューはこちらから確認できます。
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